にゃかしまー

にゃかしまー!!!

H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜 第05話 「神楽」

きみあるの直後に視聴すると、なかなかその違いが興味深いですね。
今回はひなたとはやみの関係と神楽家について、今までぼんやりと見せていたところをもうちょっとぼんやり見せた感じ。
しかし、このままこの問題はこれまたぼんやりと収束していきそうで難しいところですね。
ぶっちゃけ、キャラクターの落としどころが読めん。
作品の落としどころはわっかりやすいんですけどね。
個人的にケロQの人たちが好きじゃないので、合間合間に馬をかぶってはしゃいでるところを見ると嫌悪感を覚えます。
こんなの見てるお客さんはちっとも嬉しくないのになぁ。アニメ化されて嬉しいんだろうな、きっと。
きみあるとの比較で言うと、圧倒的に違うのはお客さんの気持ちを気にしているか否か。
そういう点では、タカヒロ氏は徹底的にプロフェッショナルで、売れるのもわかるなぁという感じ。
なので割と好意的に受け止めています。
逆に、H2Oはお客を見ていないからこその純粋さと歪さがあって、それが魅力になっているのかも知れません。
それがファンタジーにまで昇華したらKey作品のようになれるんでしょうが、そこまでではなく。
この歪さ、醜さは、どうしても未熟さを露呈しているような気がしてなりません。
それはそれで愛おしく感じる場合もあったりするのですが、若者の感性をぶつけたような作品ではないのでそこにも至らず。
まあ、色んな意味で楽しんで作ってそうで羨ましくはありますね。
本作もそろそろ中盤戦です。
キャラクターエピソードを消化しつつ、まったりとキャラ萌えをやっていきそうな予感。
そういう点ではきみあるのアニメとも似ているんですが、まあこれは常套手段でもあるので。
しかし、そういう方法ではあちらの方が圧倒的にレベルが上なので、どう見せてくれることやら。
うーん、やはりタイミング合わせて視聴した方が面白いのかも。
キープするか否か……ま、その時になったら考えますかね。