もっけ 第17話 「スダマガエシ」

うざいガキのせいで木に魅入られる話。
Ａパートはホントにうざかったです。ああ、こういううざいガキいたよなぁ、というまさに典型。
まあ、そういうキャラ描写を狙ってやっているのはわかっていたので何とか我慢できました。
逆に、そのガキのせいで生じた瑞生のトラブルとその顛末についてはぐいぐい引き込まれるモノがありましたね。
じじいサイコー！
じじいが行動に出るだけで物語が締まります。
そしてじじいの貫禄ある語りに対抗するは野沢那智ですよ。
もう何も言えませんね。すげー。
じじいが九字を切った辺りからの観念論的ロジックについてはなかなか興味深いところ。
これだからもっけは良作と言わざるを得ません。
個人的には原作読んでた方がいいじゃんって思うのですが、たまにＢＧＭとの相乗効果で凄い演出かましてくるんですよね。
実力ある人が定期的に手掛けている感のある本作。
萌えとは無縁かもしれませんが、素直に面白いと感じられる作品ですね。