異国迷路のクロワーゼ(1) 武田日向
結構前に同居人氏がこの絵を壁紙にしてて、何の絵だろって気になってたんですよね。
ひょんなことからこの作品の絵だと気付いたのでチェキしてみました。
ていうか武田日向の作品でしたかー。やえかのカルテ以来ちーとも見かけてなかったんで気になってたんですよね。
絵柄はかなり変わってしまった感じですが、劣化どころかよくなってますね。さすがだ。
内容は……日本のちっちゃなおんなのこユネがパリの工房にご奉公にやってきました、というお話。
日本人的な感性や価値観と、近代パリのそれらとのギャップを取り上げながら、
ひたすらユネたんのかわいいところを見せまくるハートフル作品です。
雰囲気はかなりよくて自分好み。絵柄もキャラの性格も文句なしです。
あー、マジでこういうの好きなんですよー。
ARIAなんかはともすると綺麗事すぎて逆に穿った目で見てしまうことも多いのですが、本作はそういうこともなく。
ユネたんのピュアなかわいさと、それを受けて不器用な優しさを見せる主人公クロードの組み合わせが実によい感じです。
日本マニアなお金持ちのお嬢様アリスも加わり、地味なだけでない賑やかなドタバタもできるようになりましたし……。
うまく表現できないのでアレですが、とてもよいです。
自分にとってはホントに続きがすごく気になる作品ですね。
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