にゃかしまー

にゃかしまー!!!

奥会津 玉梨温泉

毎年恒例のアレで泊まり旅に行ってきました。
久し振りに越後湯沢方面に繰り出したかったのですが、いつもの清津峡温泉はいっぱいで無理。
あそこはここ最近テレビの露出が増えたりしてなかなか行きづらくなってるんだよなあ。
ということで、いろいろ調べた結果会津のほうに行くことにしました。
しかも奥の方。やっぱり雪がドカドカ降るような場所じゃないとね。
豪雪地方としても名高い只見地方へと足を伸ばすことに。ローカル線東の雄たる只見線に突撃です。
今回も真面目に詳細を語ってみようと思います。
まずアクセスが悪い。
ただでさえ只見線の本数が1日5本とかなのに、会津までが遠いのです。
しかも当日は20年に一度の大雪とか言ってるし!
関東でも大雪なのに豪雪地帯に行く俺は正しいのかどうなのか。
まあ、ぼやいてても始まらないので準備するです。
新幹線で行くのは論外として、高速バスと東武線の選択肢があります。
が、バスは到着が遅れる可能性があるので行きは東武に。帰りはバスに決定しました。
まあ、雪のことを考えると大正解ですね。
事後にわかったことですが、他は完全アウトでした。
ともあれ、おにぎり握ったりあれこれ食い物とビールを用意して家を出たのが朝5時半。
なかなかにシビアな時間ですね。
時間的に特急がないので普通の快速で会津まで行くことに。
3時間ほどのロングライドなので座れなかったら死ぬと思い、わざわざ始発の浅草まで行きました。



浅草駅のホーム。始発を狙う少数精鋭の雰囲気が物々しい。
妙にカーブしているので隙間を埋めるステップを駅員さんが設置するという体たらく。
まあ、このでっかい隙間は危ないもんなあ。



快速会津田島行きの車内の様子。意外と座席はふかふかで座り心地良好。



浅草駅の駅表示。縦長の画像は携帯を縦にして撮ったやつです。今後けっこう出てきますので。


さすがに始発だけあって座れました。
この時雪はまだそんなに降っていませんが、妙な感じですね。
どのタイミングで飲み食いを始めるか迷いましたが、東武動物公園を過ぎるまで待ちました。
これも電車飲みの良心。
今回のつまみはシンプルに。昨日揚げた唐揚げが中心。唐揚げとおにぎり、ビールって程度です。
一日置いた唐揚げがうまい。ビールにあうあう!



いい感じになってきたところで車窓風景をパチリ。
どの辺だろう、湯西川は過ぎてるんじゃないかと思う。



会津高原尾瀬口。もう、頼むからみんな降りてよ。



七ヶ岳登山口。



ここはどの辺だろ。会津田島は近い。


で、会津田島到着。ここで乗り換えです。
乗り換え時間は15分ありましたが、ホームが雪で大変なことになっていますのでとっとと乗ります。
一応駅の外に出ることも考慮して会津田島までの切符しか用意していませんでしたが、意味なかったですね。



会津若松到着。跨線橋からの一枚。



会津若松駅前。
もう雪がすごいことに。もちろん傘なんて持ってません。
フード装着でドカドカ雪が降る中を突き進みます。


只見線の発車は2時間後。それまでに昼飯、酒とつまみの買い出しを済ませねばなりません。
まず先に酒の調達。目星をつけていた酒屋までそう遠くないのに、雪のせいで心が折れてゆきます。
四合瓶を2本仕入れて引き返します。
つまみは駅で買えばいいやと思ったのですが……うわ、広いくせして全然置いてないし!
しかし雪の中へと出ていく気力が湧きません。
ニシンの山椒漬け、ふき味噌、棒鱈煮、馬肉ジャーキーと馬肉カルパスを購入。
さて、そばでも食いながら待つか……と思いきや、なんかものすごい混雑っぷりです。
ゆる鉄只見線の旅とかいってなんか企画してます。恐ろしいことを……。
只見線は2時間の予定。そんなの立ってたら死ぬので跨線橋で入線を待ちます。



只見線入線! 並んでましたがきっちりボックス席を確保しました。



向かいのホームにはなんか会津鉄道の特別列車が。トロッコ会津浪漫号です。



発車。外はすごい雪です。
なにがなんだかさっぱりわからん。


例のゆる鉄とやらは問題なかったのですが、会津坂下からどかっと乗ってきました。
なんなんだこの団体はー!! ボックス席もぎゅうぎゅうです。泣ける。



ようやく雪も本気モードに。うひひひひ。



車窓から見た只見川。



会津西方駅。このへん、頭に会津を冠した駅が多いです。



ダム発見! うまく写真は撮れませんでした。



ダムの上流になると水量が多いです。



川沿いを走りますが時にはこういう開けた場所にも。



橋だ! 蛍光灯の映り込みが恥ずかしい。



そして終点の会津川口到着です。約5分遅れ。
只見線はちょっと前の新潟豪雨の影響で会津川口〜小出間が代行バスによる運行になっています。
そんなことよりもっ、人多すぎ! ローカル線にあるまじき状況です。



会津川口のホームから只見川を望む。美しいです。たゆたう流れ。



駅名表示も雪で見えません。



只見線の勇姿。キハ40だっけ?



会津川口駅。ホーム側から見た駅舎。


団体さんはここからバスに乗って移動するようです。
代行バスなのか観光バスなのかしりませんが。
こちらは宿の送迎で宿へ直行します。待たせると悪いんであまり悠長に写真を撮っていられませんでした。



で、チェックイン。お部屋からの風景はこちら。雪は一時的に止みましたね。
広縁があるのはいいんですが、テーブルがあるのに椅子がありません。
くそう、ここでの酒盛りは無理か。



恒例のくまwith部屋の鍵。漆の間です。6畳でちょい狭い。トイレもなし。


夕食の前にさぱーっと風呂に入ってきます。内風呂も露天も24時間入浴可。こうでなくては。
お湯は玉梨温泉と八町温泉のハイブリッド。
恐らく内湯が八町温泉で露天が玉梨温泉。
どちらも炭酸泉を謳っていますが、色は茶褐色で炭酸感はなし。
内湯は鉄錆臭が結構します。露天のほうは香り薄め、温泉感も弱いですが、湯船を見る限りこちらのほうが濃そう。
現に、露天の方があったまりました。露天抜きで内湯オンリーにすると冷えが早いです。
脱衣所を出たところにマッサージ器があります。無料。
妙にハイテクな高級マッサージ椅子です。使ったことないので試してみました。いてえいてえ!!



そしてお食事処にて夕食。
メニューはこちら。



お料理俯瞰の図。パッと見さびしい。



ゆば刺し、こんにゃく刺し、枝豆豆腐。
見た目以上にどれもうまい。こういうのでいいんだよ。



つぼ鯛焼き。お品書きには塩焼ってありますが、西京焼き。
冷めててよく焼きでしょっぱい。でも、熱燗に合う。ずるい。



野菜ときのこのおひたし。さっぱりしててうまい。
味付けは山菜の水煮風のアレ。うまけりゃいいんだよ。



あさつきの酢味噌和え。見るからに天然。
あさつきというと細ねぎのイメージだけど、こちらは雪中アサヅキと呼ぶらしい。
雪の中から掘る感じ。曲がってるし白いし甘い。もちろんうまい。



黒豆、ニシンの山椒漬け、シシ茸。
こちらの宿は黒い食材が売りらしいです。
シシ茸は甘い味付け。よくわからんキノコだ。
黒豆はあっさり炊き。薄味で嬉しい。
ニシンの山椒漬けは酒飲みのごちそうです! わかっちゃいたがうまい! 酒が進む!



茶碗蒸し。シシ茸が入ってるけどやっぱりよくわからんキノコ。
味は普通でした。



揚げそばのあんかけ。あったかいお料理がうれしい。
ざくざくした歯触りが楽しい。普通のメニューですが味付けいいですね。



キノコ煮。でろんでろんのどろんどろん。
あったかが持続します。
そして謎の風味を持つだし。
これは……なんのだしなんだ!?
以後、ちょくちょくこの味が出てきますが、最後までわかりませんでした。
魚でも肉でもなく、恐らくきのこ。猛烈な香りがします。独特すぎて真似できんわ。



天ぷら。抹茶塩でどうぞ。
普通の天ぷらなんだけど、この謎のはっぱが異様にうまかった。
それ以外は普通。あ、かぼちゃも赤かぼちゃでちょっとかわってた。
ホクホク系じゃなくてしゃくしゃくのじゃぶじゃぶ系。変わったかぼちゃですね。



お吸い物。
だから何のだしなんだよこれは!
舞茸っぽいきのこが沈んでますが、たぶん舞茸じゃないです。
もしくは天然舞茸か。小躍りしちゃうような圧倒的なダシ感と香り。



シシ茸の炊き込みご飯。
だからこの香りわぁーーーーっ!!
……シシ茸なのかなあ? こんなの食わされたらもうあかん。抱いて。
炊け具合はアンバランスですがそれもまたよし。
そもそもメシの締めに白飯と漬け物っていうのが理解できないので、炊き込みご飯はうれしい。
ともあれ、乏しい都会の食材知識をあっさりKOするような謎の味に脱帽です。
なんなんだよ、このうまい味は。



デザートは抹茶アイス。よかった。味は普通だよ。
圧倒されまくってただけにホッとします。


ということで、見た目はパッとしない夕食でしたが、とにかくうまかったです。
きのこなのかなんなのか知らないけどさあ。
やっぱり山奥に来たならばこういう夕食がいいですよね。
まさにここでしか食えないメニューの数々に脱帽でした。


そしてご満悦で部屋に帰還。
前日寝てなかったので一気に睡魔が訪れます。
そして夜中にむくりと起き出す。
お風呂であったまって、いよいよ夜の部です。さっかもりだー!



まずは天明。中取り参号。
酒米に亀の尾を使っているそうです。
フレッシュ! いかにも生酒ですが、飲み応えもあります。
さすが天明だにゃ〜。
天明はいつも飲んでますが、会津坂下の酒蔵なんですね。
旅先でも堂々と飲めるというものです。地元の地酒ばんざい。



2本目は七重郎。純米吟醸無濾過原酒。猪苗代にある酒蔵さんらしいです。
天明が生なので火入れでいいのはないかと訊いたらこれを出してもらいました。
……これうっめぇぇーーーー!!
いかにもうまい日本酒って味がします。どっしりした味わいはまさに原酒。
天明といい対比になってフルボディの味に酔いしれます。
酒屋のおやじのチョイスやるなあ。
まあ、栃木の仙禽を取り揃えてる時点でいけてる店なのはわかりきっていたのですが。


そしてつまみの数々がうまい! 会津ばんざい!
ていうか会津ってべらぼうに食い物のうまい土地だなあ。酒もいい酒多いし。
新潟よりずっといいぞ。
特に……ニシンの山椒漬けはずるいよ。なんだよこれ、うまい。酒にあう。あかん。
で、痛飲。午前3時くらいにダウンして眠りに就きます。



朝飯。シンプルですが、こういうのでいいんだよ。
塩のカタマリ食ってるような塩鮭を懐かしく思いました。
こういうの買いたいんだけどなかなか売ってないんですよね。減塩なんてクソ喰らえだ!
あと、サラダに使うじゅうねんのドレッシングがうまい。お土産に買ってくればよかったかなあ。



枝豆豆腐を湯豆腐で。とろろをからめて食えとのことです。
正直とろろで食うのはよくわからなかったなあ。



おかゆと味噌汁。おかゆうまい。かかってるゆかりはきっと自家製。


朝飯もなかなかでした。食った後食休みしたり風呂に入ったりダラダラしたり。
昼前になって、雪も止んでたので外に散歩に出ます。



宿の外はこんな感じ。フロントのあたりはギリギリ電波も届きます。



恵比寿屋旅館というところに泊まったのですよ!



周辺景色。雪に埋もれるポストがかわいい。



赤い橋があるので渡りますよっと。
さて、このへんでミラーレス一眼の存在を思い出します。
二刀流で写真撮りまくりだわ。



宿の建物を反対側から見た図。
窓際にくまを置いてみました。見えますか? 泊まったのこの部屋ですよ!



面倒なので写真もまとめ出し。
あれこれ写真撮ってさて戻るかって段になって雪が降ってきました。
雪だ〜っ!と調子に乗って動画まで撮りましたよ。部屋で。



ということで動画です。雪だわっしょい。



そしてお昼になります。
周囲に飲食店もなければ駅に向かう交通手段もないので、お昼は宿に用意してもらいました。
おにぎり。梅とたらこです。梅はカリカリ梅でした。いや、おにぎりには合わんだろ。
でも、炊きたてのごはんで握ったおにぎりは異様なうまさでした。
自作のおにぎりに匹敵する味だよ!
そして謎の汁がついてきます。
味噌汁かな? それとも例の謎きのこ汁かな? と思っていたら軽くしっぺ返しを食らいました。
鮭とたまねぎの吸い物? なにこれ? こういう味付けはじめてたよ! もちろんうまい!
うーん、相変わらず予想外のところに斬り込んできますなあ、会津さんは。


お昼の後は食休みして軽く風呂入って昼寝してまた風呂に入って。
そうしたらもう夕食の頃合いです。



2日目の夕食はこちら。
というか前日の食事処から個室へと移動させられました。
つまり……客はうちらだけってことか!
残念なことにお品書きもありません。そしてやや肉寄りのメニュー。
後で知ったのですが、宿のご主人はボランティアで近くの高校の生徒さんを泊めてあげてるとのこと。
寮住まいなのに寮が閉まっちゃうんだってさ。よくわからん話ですが、道理で騒がしかったわけだ。



馬刺です。にんにく味噌をつけて頂きます。
熊本などの霜降り馬刺もいいですが、こうどすんと赤身ってのもいいものですね。
にんにく味噌がよく合っててうまいです。



ゆばの生ハム巻。ドレッシングと生ハムの味が濃いせいでゆばがよくわかりません。
これは前日のゆば刺しのほうがうまかったかな。




きのこおろし。まあ、ふつー。



数の子と豆。豆が意外にうまい。しゃきしゃき系の歯触り。



小鍋はあっさり塩味でワタリガニが入ってました。味付けのバランスがいいですね。
とにかく熱源がうれしい。



手羽中の煮物。甘辛味噌味。名古屋とかで出てきそうな味付けです。
あったかかったけど、一瞬にしてさめていきました。



鮎。この近所でとれたモノだそうです。子持ち鮎ですね。
鮎大好きなんですが、これはちょっとイマイチでした。
塩分が強くないわりに焼きすぎてカチカチ、なのに頭の上辺りは火の通りが甘かったです。
今回の宿メシでは唯一ちょっとこれは……という品でした。



赤カボチャのコロッケ。
ほくほくかと思いきやじゃぶっとしててつゆだく。甘さもそんなに強くはありません。
前日の天ぷらでもそうでしたが、比較的水分量の多いかぼちゃなのかな。



ラストのごはんは栗ごはんです。
前日のシシ茸の炊き込みご飯のほうが圧倒的においしかったですが、これもなかなか美味。



汁きたーーーーー!!
また謎の汁です。俺はこれがなまこダシだと言われても信じちゃうぞ。
そのくらい特殊な濃厚だしです。
会津のこづゆ風なのかな? でも、だしのインパクトに圧倒されます。
これなんのだしなのか教えてもらえばよかったと本気で思いはじめてます。



デザートはまたアイス。黒ごまとバニラの2種。
もしかして手作りなのかな? ワイルドな黒ごまの風味が市販品とは思えません。
さっぱりしていてお口直しにぴったりです。


夕食後はまたしても夜が更けていきます。
この日はしっかり寝たのですぐ眠くなることもなく。
とはいえ酒盛りにはまだ早かったので風呂に入ったりオリンピック見たりしてました。
そして適当に落ち着いたところで酒盛りをはじめます。



夜が明けたら雪も止んでました。晴れ間も覗くレベル。


電車の時間が8時半を逃すともう午後というローカル線っぷり。
なのでチェックアウトも早めです。
食事前にお風呂に入ってチェックアウト準備を一通り済ませてから朝ごはんにしました。



2日目の朝はこんな感じ。時間もないので写真も1枚だけです。


食べ終わってそそくさとチェックアウト手続き。
送迎バスに乗り込んで駅まで送ってもらいました。
例の学生さんたちも同乗します。ここで事情を知ることが出来ました。



会津川口駅前、だよ。寒いので熱心に写真を撮ることもなく。
既に電車もホームに来ていたのでサクサクと移動しました。



一応ホームで適当に写真撮りました。



駅名表示も雪がとれて見えるようになりましたね。



さてさて出発です。いいお天気ですね。
帰りは空いてたので動画も撮りましたよ。



会津川口を出発して会津中川に至る途中です。
窓がガタガタとうるさいですね。



会津中川〜♪



車内を見ると扇風機用のボタンが! なんかすごい。



途中の景色が超きれいです。たまらん。
ダムは中川ダムですね。



で、会津中川から会津水沼にかけての動画。
20秒くらいまでちょっとピンぼけ。



会津宮下で反対からの列車の通過待ち。15分も待たされるので軽く写真を撮りました。



雪と晴れ間が実にいい感じです。



郷戸駅の駅舎。シンプル。



会津柳津から会津坂本にかけて。かなり平地になってきましたね。



雪の白と空の青がくっきり。素晴らしい。
でも、車窓の景色としては飽きます。やっぱり山のほうが見応えある。



会津若松に着きました。
改札を出ずに乗り換えて喜多方に向かいます。



喜多方に向かう磐越西線の車輌。快速あがの。



先頭車輌だったので写真撮ってみました。



喜多方駅到着。ラーメンマップをゲットして目指すお店へ。
あれ、雪がちらついてきましたぞ。



食堂なまえ到着。以前も来たことのあるお店です。



中華そば500円なり。



手打ち極太中華そば。20円だけ割高になるという良心的価格設定。


結果としてはどちらもうまいけど、せっかくなら手打ちなのかなあ。
最初の一口はあんまりピンと来ないけど、食べ進めていく内にうまさに気付く系。
あっさりスープがうまい。つい全部飲み干してしまいます。



天下のばんないの前を通るぜぇ〜。
そしてばんないの隣の店に入る俺。


ばんないのお隣は松食堂です。



松食堂の店内。



ラーメンとチャーシューメン。
脂の浮いたちょっとにごりめのスープ。あっさりなのは変わりません。
チャーシューは醤油で煮た感があってしっかりした食感。ほんのり醤油の酸味がうまいです。
こいつもまたごくごく飲んでしまう系のスープ。喜多方ラーメンはやっぱりうまいなあ。



こういうY字路すきなのねん。



喜多方は蔵の町っていうから適当にパシャパシャ。



吉の川酒造。あの吉乃川とは違います。(汗


ラーメンはこれ以上食えないし大人しく喜多方駅に戻ります。
次の電車まで待ち時間が40分くらいあったので駅前の喫茶店に入って一服しました。
ふはー、コーヒーうめえ。
で、会津若松へ移動します。バスの1日フリー乗車券を買って乗り込みます。さて、どうやって過ごすかな。
……ということで素直に鄕ヶ城に来ましたよっと。



三の丸口という横合いから入ってみました。



お堀も凍っております。



石垣を抜けて……。



ようやく天守がちらり。陽射しが眩しいです。
あとは適当に……。



晴れてて本当によかったと思います。美しい。


結局お城の中には入りませんでした。
前に入ったことあるし、どうせ資料館だし。
そそくさと撤収……の前にお土産を物色。
しかるのちにバスに乗り移動します。
残り時間が少ないですが、帰りが高速バスなので腹ごしらえしたいということで。
そばかソースカツ丼か迷った結果、麺続きだとアレだってことでソースカツ丼に決定。



ソースカツ丼のお店を目指してバスを途中下車。
おっと、末廣だ。時間があれば寄りたかった。



入ったお店はこちら。ハトヤ食堂本店。
支店もいくつかあるらしいのですが……うわ、ガチの大衆食堂だ。戦慄を覚える。



ソースカツ丼はこちら。じゃーん!
毎月10日はソースカツ丼の日とのことで、700円が600円になってました。
お味のほうは……う、うまぁーーーい!!
そうだよこれだよ、俺が求めてたのはこれなんだ。
やっぱ会津は味付けが絶妙だなあ。
駒ヶ根でも高崎でも食べたし、新潟ではたれカツ丼も試してみたけど、やっぱり会津が一番です。
なんでこんなにうまいんだ? わからん。
どこで食っても恐らくかなりのレベルのものが出てきそう。



小鉢もついてきました。
ってなにこれ? 豆と昆布……の味噌味かと思ったら酒粕だ。
こういうのがさらっと出てくる街は侮れません。
というか、味付けの常識が全然違うのでいつも驚きです。



歩いて最寄りのバス停まで。白木屋前。
会津漆器のお店らしいですよ。安チェーン居酒屋じゃないです。


そしてバスターミナルまで移動し、高速バスに乗り込みましたとさ。



休憩で立ち寄った羽生パーキングエリアがかっこいい。
まあ、堪能する時間はなかったんだけども。
こうして会津の旅、満喫しました。会津いいねえ、またいきたいです。