にゃかしまー

にゃかしまー!!!

会津へ家族旅行

・出発は朝4時。高齢者の朝は早い……。そして当然わたしは寝ず。
・高速に乗ってしばらくして車中で爆睡。
東北自動車道那須高原SAで休憩。朝飯を食うと言われるもののぱっとせず。
・何故かとんこつラーメンとチャーハンのセットを食う。うまくない。しょぼん。
・食った後また寝る。やっぱ高速は景色がつまらん。
・郡山JCTから磐越道へ。途中、磐梯山SAで降りるも寝ぼけてて記憶にない。
・朝8時くらいに会津坂下ICで高速を降りる。(ちなみに「あいづばんげ」と読む。「あいづさかした」だと思ってたよ)
・途中、柳津の道の駅に寄るつもりだと言っているうちの親。早朝でまともに開いているはずもなく、涙を呑む。
・実は行き先がよくわかってない。どこに行くんだろう? いや、どこに連れて行かれるんだろう?
・どうも只見湖の方に連れて行かれることが薄々わかってくる。
・ダムで川が半分湖みたいになってるところを延々と通る。途中、軽く降りて景色を眺める。妙に虫が多くまとわりついてうざい。
田子倉ダム到着。どうもここの直売所で塩蔵の山ウドを買いたかったらしい。物凄いピンポイントな目標だと呆れる。
・しかし直売所は死んでいた。どうやら閉鎖されたらしい。山ウドの行方は不明。
・かなりの長距離をこれだけのために走破してきたうちの両親のがっかりぶりたるや。なんとも共感できず不思議な感じだ。
・ちなみに田子倉ダムはかなりの壮観。すげぇ。落ちたら死ぬ。
只見線には乗れないだろうなと諦めている自分としては田子倉の駅にでも行きたかったが断念。きっとわかってもらえない。
・仕方なく次の目的地へ。しかしどこに行くのかよくわからない。いい加減にして欲しい。
・そして山ウドへの未練断ち切れず、通る直売所に手当たり次第に寄る。で、ことごとく期待を裏切られる。
・着いたのは南会津郡南郷町。どうやらひめさゆり祭りとかいうのをやってるらしいよ。ふーん。
・山の上の駐車場に車を停め、更に山道を歩き、ひめさゆりの群生地に到着。ちなみに物凄い人だかり。こんな山奥なのに……。
・入場料300円を払って入場。山を切り開いたかのような草原が広がっていて、そこに咲き乱れるひめさゆり。
・ひめさゆり、ちょっとすげぇと思った。なかなかの壮観。
・当たり前のように一眼レフを構える猛者たちの群れが。どこにでも出没するのは撮り鉄と同じらしい。
・群生地を出た後、入り口のところで売ってるのを見る。試食のゆべしうめぇ。甘くなくていい。
・群生地からマイクロバスに乗ってひめさゆり祭りの会場へ。
・会場は素敵食い物コーナーが。まずはポン菓子のバズーカ音でお出迎え。
・食い物の前に燃料投入とばかりに樽酒の試飲。花泉酒造の樽酒。枡で飲むとうめぇ。
・つまみと称して紙コップいっぱいのポン菓子をもらう。甘くなくてうまい。でもこんなに食えない。
・たこ焼きとか焼きそばなど、気になるアイテムが多いが、まず目をつけたのがハヤの唐揚げ。
・15センチくらいのが8匹前後入ってて500円。安い。そしてサクサクしてて超うまい。ご満悦。
・ハヤの唐揚げにむっはりしているところに親がアスパラの天ぷらを買ってくる。ナイス!
・アスパラ一本まるごとの天ぷら。太くて筋張ってなくてジューシー。うめぇ。1本100円。
・大内のアスパラ天ぷらに近いと言えばそのレベルの高さを理解してもらえようか。
・酒が欲しくなってどぶろくの試飲。うまい。でも食い物にはあわないんだよなぁ、どぶろくって。
・親がそばを食いたいと言って行列に並ぶ。こういうとこのがうまいはずはなしと侮る。
・豆腐の山椒焼きを食う。木綿豆腐に山椒のペーストを塗って焼いた感じの。山椒好きにはたまらない。うまい。
・そうこうしているうちにそばがやってきた。冷たいかけそばとあったかいきのこそば。
・ぎゃー! このそば超うめえ! そばが別格でした。今まで食った中で五本の指に入るくらいの味。
・ハッスルしてしまわぬよう心を落ち着けながら食う。きのこのはきのこエキスたっぷりでうまい。ああ、駄目だもう。
・せっかくだからと鮎の塩焼きを買ってくる。うまい……んだけどそばのうまさに霞む。そばうめぇ。
・ご満悦状態で祭り会場撤退。移動を開始する。時間は1時くらいかな。
・自分のリクエストで大内宿と塔のへつりに向かう。前から気になってたんだよね。
塔のへつりは……うーん、まあまあ。そこまでビックリするような景色でもない。
・でも、ここの吊り橋はちょっと怖いかも。手すりが低く、ワイヤーの本数もまばら、しかも揺れる。
・ていうかいい年なんだから吊り橋揺らすな、母親!
・ざっと塔のへつりを見た後、お土産を見る。
・塩蔵山ウド発見! 歓喜する両親の図。1.5キロくらい買ってた。
・塩蔵きのこがうまそうだった。買わなかったけど。
・見た目に惹かれてところてんを食う。あんまりうまくない。
・大内宿へ移動。すげぇ人混みに萎える。
・ここは買い物をするところなんだな〜と理解する。見てても面白くはない。そしてあまり腹も減ってない。
初島で買ったししゃもキクラゲに出会い、つい買ってしまう。山奥なのに……。
・親が豆餅を買ってた。これが最後だったらしく試食のまでもらう。つきたての餅なのでうまい。
・大内宿を出て本日のお宿へ。会津若松の街にほど近い東山温泉です。
・宿の従業員の感じは割と好感触。だけど安いプランだったせいか部屋が狭い。窓際のあのスペースもない。
・温泉は24時間利用化。お湯自体はぱっとしないなぁと思っていたけど、出たら汗がドバドバ出る。なるほどそういう効果か。悪くない。
・牛乳を飲もうとしたらお札が使えない。親に小銭をねだり、飲む。うまぁ。
・風呂の後は軽くのんびりして夕食。おやおや結構立派だぞ。
・メニューは以下の通り。
「六月 野遊び膳」

  • 造里 生トロ湯葉刺しと桜刺しの盛り合わせ
  • 陶板 国産牛会津二年味噌漬け
  • 平椀 こづゆ
  • 先付 春野菜のふきのとう和え
  • 小鉢 鰊山椒漬け・檸檬
  • 小鉢 細竹と鰊の味噌煮
  • 前菜 クリームチーズ味噌漬け・筍の土佐煮・丘ひじきの胡麻和え・烏賊三升・牛時雨煮・炙りサーモンの手毬寿司
  • 蒸物 粒蕎麦
  • 香物 地野菜漬け
  • 椀物 季節の味噌汁
  • 食事 北会津コシヒカリ使用
  • 水菓子 季節のデザート

・郷土料理メインで、しかもかなりうまい。ここは当たりかもしれん。
・漬け物はいぶりがっこ。初めて食ったけどいいね! 翌日、お土産に購入。
・米は白米、玄米、三分搗きの3つから選べる。玄米うまー。
・酒は地酒を。末廣の生もと純米をチョイス。これもうまい。
・食事後、外に出てみる。まずは足湯。
・足湯の後、宿の別館で風呂。うーん、こっちの方が綺麗だけどわざわざ遠出するほどじゃないかな。
・部屋に戻ったら眠いので沈没するように寝る。
・早朝。親は風呂に行っていなかった。戻ってくるまで待つ。
・入れ替わりで朝風呂へ。生憎の雨模様だが気にせず露天を堪能する。
・朝食はバイキング。でも、かなり立派なバイキングでいい感じ。こういうのがいいんじゃよー。
・朝も郷土料理メインでなかなか楽しい。そして当然うまい。
・朝食後、朝風呂に……と思ったけどテンションあがらずそのまま撤収。
・チェックアウト後、雨対策にコンビニでビニール傘を買う。
・その後、定番の鶴ヶ城へ。中の展示はつまらんなぁ。
・そして繰り返される天地人フェア。直江兼続が嫌いになりそうだ。
・雨はあっさりあがる。雨男なのに……。
鶴ヶ城を出て御薬園へ。ナイス庭園。こういうところは大好きです。
・昼になったのでそばを食いに行く。詳細は別記予定。会津のそばはうまい。自分の好みに合ってるだけかもしれませんが。
・天気がよくなってきたので色気を出して五色沼へ。猪苗代湖じゃなくて五色沼なのがポイント。
・移動中は寝る。寝てばかりで済みません。
五色沼は観光客でいっぱい。
・すごい色の沼です。ああ、素敵すぎる……。
・時間もないので3つほど沼を見て回る。雨降ったせいで道がぐちょぐちょ。
・堪能して撤退。時間は午後3時くらいかな。
・せっかくなので檜原湖畔の道の駅に行く。バニラのジェラートを食う。檜原湖も綺麗。
・道の駅を出て喜多方を抜け、帰路に着く。高速に入ると寝る。
・地獄の矢板IC付近。しかも事故発生で渋滞だ。ここは相変わらずひどい。
・佐野SAで給油。
・8時頃帰還……したけど、家の近くで晩飯。回転寿司食ってうまー。
・おつかれさまでした。風呂入って寝るよ。