ARIA The ORIGINATION 第04話 「その 明日を目指すものたちは…」

いつもと趣向を変えてトラゲットとかいう渡し船で働く灯里、というお話。
まあ、珍しくネガティブ思考になって、アリシアさんのお役に立てないダメなワタシ……とばかりにへこむ灯里さん。
そんな彼女にアリシアさんがトラゲットを勧めるといった流れですが……。
いつもの３人組ではなく、初めて顔合わせするシングルの子３人と一緒に労働するところがよいですね。
まー、灯里さんは意外と出来る子、という事実を客観的に提示され、元気を出してがんばろー！という感じですね。
いつもと違う感じなのでよかったです。
お馴染みの面子だとお茶飲んで菓子食ってのんびりしておしまいなんで。
どうもARIAは鉄壁なまでに健全なので、常に抜き身の刃物のようにギラギラしていたい自分としては、
視聴するたびに癒されてへろへろになってしまうのがどうも釈然としないんですよね。
これもまあ、ワガママな話なのですが。
ところで、今回のゲスト３人はどことなく作画が違うような気がしましたね。
なんというかガンダムSEEDっぽかったですよ、彫りが深くて。
違和感がありつつも、妙に馴染んでしまう桑島ボイス。
ARIAの世界には相応しくない、暗黒面を感じさせる桑島キャラが不思議と癒しになりました。
ああ、この世界にもこういうのいるんだよな、と。
ごめん、以下原作ネタバレ。気をつけないとね。
それより、原作方面ではアリシアさんの寿退社って展開で祭りになってますがアレはどうなんでしょうねぇ？
ARIAらしくもない生臭さもあり、否定したくなる気持ちもわかるのですが……。
個人的に、アリシアさん的大原さやかブームは過ぎ去ったので、あまりココロに痛みを感じません。
まあ、そういう流れも致し方ないかな、と。
そんな感じで（？）今回のARIAはまあまあでした。いつもよりは好きかな、と。