にゃかしまー

にゃかしまー!!!

坂下

初島に来ました!
……詳細は訊かないでください。
晩夏、と申しますか、ギリギリまだ夏だよ! といういい陽射しの晴天に恵まれまして。
フェリーに乗ってどんぶらこと島に上陸。
ぐるっと一周回って汗だくになったところで坂下に突撃です。
しかし……夏はアレですよ、島自体は最高なのですが、お魚的には寂しい感じですね。
カサゴもなく、ややがっかりした感じ。
でもでもっ、さすがの坂下、やってくれます。うまい。
甘海老塩ゆで、沖ハゼの唐揚げ、刺し盛り、イカのガーリックバター炒めを注文。
刺し盛りは……イナダ、イカ、サザエ、甘エビ、タイ(っぽい白身)、謎の貝という内容物。
甘エビは……これ、いわゆる日本海側の寒いところで獲れるホッコクアカエビではなさそうですよね。
沼津ではジンケンエビという海老を甘エビと称するそうです。それのことかな? 詳しくはわかりませんが。
どちらにしてもブルーの卵がぎっしり。
塩ゆでの方も1匹を除いて全部卵入りでした。うまい。
刺し盛りはまず、イナダが黒板メニューになっていたので、それに相応しいうまさです。なんじゃこりゃ?
タイみたいなのは通常の身と皮目の身の炙りの2種。炙りはいいね。香ばしい。通常の方もおいしかったですけど。
サザエもさすがだなぁ、という味。コリッコリで臭み一切なし、うまみだけ。
謎の貝は見た目がホッキ貝っぽいのですが、こんな太平洋で獲れるはずもなく。
なので何の貝だかわかりません。訊けばよかったなぁ。
しかし、謎の貝でしたがこれが妙にうまい。なんだこれ? すげえ。
甘エビっぽい海老は刺身でも秀逸でした。ちと食いづらかったですけど。
沖ハゼの唐揚げは火を通しすぎず味をつけすぎずで、ホクホクプリプリの歯ごたえ。うまいに決まってる。
最後にもうちょっと食いたいと思って追加注文したのがイカのガーリックバター炒め。
どうせ安直な味だろと思ってたんですが……ぐぬっ、やられたぁ!!
これすげえうまい。イカの火の通し加減がやばいです。
こんな七分目くらいの生っぽさをほんのり感じさせる調理は一番好きなゾーンです。
味付けはやや薄めながらガーリックがガツンと利いてて風味が最高でした。
量もかなり多めで食べ応え十分。まあ、これ1000円もするんですけどね!
高いけど頼んでよかった。
黒ラベルはなんか伊豆限定ラベルでしたので写真を一枚パチリ。
坂下はやはり至高の坂下でした。よかったよかった。
季節によってもかなり違いがあるのはうれしいですね。
また来よう。島へ。