月うさぎ日暮里店 - にゃかしまー

なんだかんだで評価の高い月うさぎ。
ふぐひれ酒のおかげで冬も楽しめるようになってついつい顔を出してしまいます。
時間がオーバーしたらなかよしあたりしか札がなくなってしまいますが、時間がさほど遅くないのなら月うさぎです。
やはり格が違う。うまい。
とはいえ、ここのところ続けて来ていたので雰囲気を変えるべくもつ鍋を注文。
結構前からここには来てますけど、実は鍋は２回目なんですよね。
うまいのは承知の上してるんですけど、せっかくならもうちょっと気の利いたメニューを食べたいな、と敬遠してしまうのですよ。
でも、うまいんです。くそう、うまい。そして鍋だと完結力があるのでそれだけで満ち足りてしまうことが憎い。
俺はもっと色々食べたいんだよ〜。
で、改めてもつ鍋を食った感想ですが……ううっ、以前の時よりうまく感じる。
やはり季節の力なのかな、と。前の時は春先だった気がしますし。そりゃ鍋の価値も大きく異なるよ。
外で鍋物自体あまり食わない私ですが、ここのもつ鍋は濃厚スープとニンニクの香りが素晴らしいです。
締めにラーメンを食したのですが、ネギと紅ショウガ突っ込んだらまんま博多風のラーメンって感じでしたし。
黒板メニューにピンと来なかったり身体を温めたい時にはまた頼もうと思います。鍋が美味しいなんて悔しい。
他には……豚トロの唐揚げポン酢サラダとか、アボカドとマグロの酒盗タルタルとか。
アボカドとマグロの酒盗タルタルがうまい！　これ超好き！
鍋、タルタル、鍋、タルタル……と無限ループしてもいいって思えるくらいに好みです。
アボカドのとろっとした感じと……酒盗の癖のある風味、そして食感、塩気が実に日本酒的に嬉しい。
そして上に乗ったトビッコのプチプチ感がいいアクセントになっています。
これ、レギュラー化して欲しいくらいだけど……自分が好きなのは大抵マイナー系だしなぁ……（意気消沈）
砂肝のタルタルってメニューもありましたけど、それよりは数倍好きです。
後は、黒板メニューにぶら下がってるメニューで久し振りに見たマンボウのホルモン焼きを注文しました。
随分前に食べた時は、甘辛系のホルモン炒めの味付けだったような気がするのですが、シンプルな塩焼でした。
それに添えられているマヨ。反射的に七味をかけ、醤油を垂らし、マヨ醤油で食べました。
ああ、なんだかイカの一夜干しを思い出す感じです。
マヨ醤油自体が反則級なのですが、マンボウホルモンのコリコリ感もなかなか。
これ言われなきゃマンボウのホルモンってわかんないよなー。
たまにはいいかもね、という感じ。でも、これも一般受けはしない気がする……。
この日は刺身のラインナップも自分好みだったので、なんとなく釣りアジ刺しを注文。
他には戻りガツオ刺しと真鯛昆布締めがありました。
文句なしにうまい＆好みなのは真鯛昆布締めなのは判りきっていたのですが……やっぱ刺身は難しいですね。
個人的にアジやイワシはワサビ、カツオはニンニクで食べたいタイプなのです。
お刺身にショウガって合わない気がするんだよなぁ……。
店長に言えばワサビくらいもらえたんでしょうが、たまにはショウガで食ってみるかとショウガチャレンジ。
でもやっぱりワサビが良かった。ショウガ醤油は青魚の臭みを逆に立たせてしまうような気がするのですけど自分だけでしょうかね。
ショウガは煮魚とか白菜の漬け物とか豆腐には合うんですけどねー。
と、ともあれまた来ます。
　