にゃかしまー

にゃかしまー!!!

土手の伊勢屋

散歩の帰り道に天丼。夜の部でした。
開店と同時に行ったら土曜なのに並ばずに入れましたね。一瞬でいっぱいになりましたが。
今回はグレートをあげて天丼のハ。それにおみそ椀をつけました。
付け合わせの香の物は前回は紫蘇の風味の効いたキャベツ(白菜?)の浅漬けでしたが、今回はカブのぬか漬け。
天丼のハの内容はと言うと、海老2、穴子、ナス、シシトウ、谷中生姜、かき揚げ。
ちなみにかき揚げの中身は芝海老、小柱、しらす、でした。
前回同様濃厚なのにさらりと食えてしまういい天丼です。うまい。
穴子は前回の方がよかったですが、海老は今回の方がおいしかったですね。時間と日によって若干のブレはあるようです。
タレの染み具合はやや少なめで、こちらの方が好みでした。まあ、天ぷらの量の違いが原因なんでしょうが。
かき揚げは期待してたんですがそれほどでもないです。確かに芝海老はうまいんですが、イカの方が好みかな。
小柱としらすが小さすぎて存在感がなく、衣ばかり感じるようになってしまったのもマイナス要因だったのかも知れません。
シシトウは相変わらず香り最高。ここのシシトウ天ぷらはシシトウ天ぷら内ナンバーワンですな。
谷中生姜は爽やかの一言に尽きます。お寿司のガリのような感じで口直しには最適。
ナスは……うーん、割とどうでもいい感じ。これならシシトウもう一本欲しいくらいでしたね。
そしておみそ椀。まあ、普通の味噌汁なんですけどこれがうまい。
まず三つ葉の香りが素晴らしい。そしてダシの風味が強く出ていて普通においしいです。
これがごま油に飽き始めた口をリフレッシュさせてくれる。
カブのぬか漬けと共に、天丼を飽きさせずに食べる手助けをしてくれるナイスアイテムですね。
これは絶対頼むべき。次はなめこ椀にしてみてもいいかもしれませんけど。
とにかく、感動こそないものの細かいところで巧妙さの光る天丼です。
やはり老舗は違いますね。年月を経て培った老練さをひしひしと感じる一食でした。
 

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