ももんじや

新年会と言う名目で猪鍋を食してきました。ＩＮ両国。
ついでに鹿刺しとクマのソテーも。
ちょいお高めでしたがなかなかよい感じでしたな。
猪鍋はちょっと甘めの赤味噌仕立て。昔ながらの牛鍋風って感じでしょうか。
店員さん曰く、煮込めば煮込むほどよい、とのこと。
豚だと煮込んじゃうと水分抜けて硬くなってしまうのですが、猪は水っぽくないのでいい感じに染みますね。
決してやわらかい訳ではないのですが、楽しい歯応えと濃厚な旨みが実によいです。
鹿刺しはかなりサッパリしてます。癖もほとんどなし。
肉質がねっちりもっちりとした感じで、マグロの赤身のお刺身を食ってるような感覚です。
見た目は獣肉なのに食感と味が赤身なんですよねー。面白い。
クマのソテーはソース風味。ウスターソースの効いたタレがなかなか美味です。
クマは結構硬めなのですが、そこまで気になるほどではないです。
オーストラリア産のステーキ肉にちょっと火を通し過ぎちゃったかしら？って程度。味も割とそっち系です。
食感、味共に輸入牛肉な感じ。でも、旨みはクマの方が強いかな。
後味で微かにクマっぽさが感じられますが、まったく気にならない程度です。
全体的に臭みが消してあるのですが、個人的にはもうちょっと臭みを残してワイルドにしても面白いんじゃないかと思いました。
まあ、ネタ料理っぽく見えますが総じて正当派で美味しく食べられます。
普通においしいので逆にネタとして来店した人にはがっかりかも知れませんね。
うまいんだからいいじゃん、とは思いますが。
珍しく写真を数枚撮ったのであげておきます。
ピントが合ってないのはご愛敬ってことで。Photoshop先生の活躍も面倒なので適当に済ませました。