まぶらほ 〜凜の巻〜

ちなみに凜ちゃんの凜は、「凛」じゃありません、「凜」です。細けぇよ。（汗
ということでまぶらほの最新刊です。
トータルすると何冊目？
２０は越えてると思うのですが……。
そして富士見ファンタジアの常なのか知りませんが番号が振られていない罠。
更に長編と短編が混在し、両者において時間軸や設定がバラバラなのでもう把握しきれません。
なので、長編だろうが短編だろうがその場限りのオムニバス短編として読んでいます。
そのうち誰かにきちんと整理して欲しい。うぃきぺとか見れば書いてありそうなものではありますが……。
んで、本作について。
サブタイトルが示すように、凜ちゃんオンリーの中編集となっております。
後書きによるとダントツの一番人気だそうですよ。まあ、とてもよくわかりますが。
次点は玖里子さんかな？　そうだといいけど最近地味なサポートキャラに落ち着きつつあるんだよな。
お話の内容自体はまあ、ドタバタしたりシリアスしたりといろいろ詰め込んでますね。
それぞれまあまあな出来ですが、ちょっと食い足りない感じ。
まるで懐石料理みたいですね。きっとそのくらいで丁度いいんでしょう。
凜ちゃんの魅力が出し切れていたかというと疑問ですが……というか和樹に恋するおんなのこ、の要素がなかったので、
そこが致命的にダメだったかなー。
恋愛要素がなかった結果、ごくごく普通のお話になってしまいましたし。
いや、面白いには面白いんだけど、自分が求めてたモノとは違っていたといいますか……うーん、勿体ない。

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