ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜 第二幕 第16話 「秘密の章」

ウエルベール新章の３話めですよ。
第１シーズンはリタの目的のための旅だったのですが、第２シーズンはティナの旅。
いわゆる敵討ちの旅ってヤツですな。
今回はそのカタキかもしれない３人のうちの１人に会おうとする回なので、一応盛り上がったのではないでしょうか。
謎の店で実弾をゲットするティナ。
もう殺人だってしちゃいますよなドキドキ展開です。そのはずです。
でも、脳裏には１話と２話で繰り返されてきたティナのセリフ……。
「安心しな、みねうちショットさ！」
みみみみねうちショットぉ！？
みねってなんだよ、みねって。銃だぞ、おい。
そして今回明らかにされる「みねうち弾」という弾の存在！
みねうちショットってのは不殺の特殊技能なのではなく、そういうテクノロジーの結果だったとは。
一応当たったらノックアウトされるんで、空砲ともちょっと違うしなぁ。
そして、みねうちショットを強調しながらパンパン撃ちまくるティナ。
一方でそんな説明などせずに機関砲を乱射する謎の生ける戦車ボルジュラック。
やっぱりこの弾もみねうち弾なんですよね？　ね？
……なんだかなぁ。
もう、みねうちショットって単語だけで笑ってしまいます。
お前俺を笑い殺す気かと。
だもんで、実弾を手にして震えるティナを見てもね、笑いが……なんだよ、こんなに笑えるってことは実はいいアニメなのか？
一応、結末のネタバレは差し控えておきますが、案の定ぬるい結果でした。
ま、みねうちショットさせるくらいだから人殺しなんてさせないんだろうさ。
しかし、カタキの男は死神蜂の刺青をした男ってだけで、３人のうちの誰かなんですよね。
でもティナさん、もう殺す気満々ですよ。一応ビクついてますが、カタキかどうか確定してないのに射殺モードですよ。
うーん……って、あれ？　どうだったっけ？
もう３人全員カタキなんですかね？　確認するのもめんどい……。
取り敢えず、みねうちショットなんで安心してください。
三連銃っていう三発同時発射の銃なのに弾一発しか籠めてなかったりとか、銃口から球状の鉛玉を突っ込むだけとか、
もう突っ込みどころ満載なのですが、それがまた楽しい。
みねうちショットも含め、あの三連銃の構造には興味がありますよ。
とまあ、そういう穿った見方をするとなかなか楽しめるアニメだと思います。
が、普通の人は楽しめません。ダメです。