大内
遠くまで散歩して、夜は大内で飲み。
暑かったし、さっぱりしたものが恋しかったのよね。
メニューもじわじわと夏モードに突入です。ようやく春の山菜まつりは終わった感じ。
今回は注文したの一通り写真撮っちゃいました。
やはり大内の盛りつけは美しいので撮り甲斐がありますね。
きぬかつぎは普通でした。まあ、期待して食うほどのものでもないので。この日一番パッとしない料理でした。
揚げ物を同時に二種。シコイワシの天ぷらとマグロ血合い唐揚げ。
シコイワシはカタクチイワシのことらしいです。
普段メニューで見かけないのでたまたまいいのが入ったんでしょうね。
それを裏付けするように物凄くうまいです。この日一番はこの子。
マグロの血合い唐揚げは安定のうまさ。うまくて当然。
次のターンで注文したのがヤリイカ刺しと新ジャガバター。
ちなみに大内は常時タコは置いてますがイカのメニューはほとんどありません。
そんな大内の黒板メニュー、ヤリイカは圧巻の980円。たっか!
でも、ここの高いのはそれなりの理由があったりするのです。
だから臆せず注文。
……うめえ! 肉厚でとろける食感。ただただ甘い。
うわぁ、こんなうまいイカ食ったの久し振りだぁ。やられました。
胴体だけでなく、ゲソとエンペラもつけてくれてるのがうれしいところ。
こんなにうまいイカは函館か、それとも松崎か、初島か……(結構食ってますね)
じゃがバターもさすが大内。焼き目をつけた上でホイル焼きにしています。
じゃがが甘い。バターの香りがいい。そして塩気が強すぎない。
次に頼んだのはしめさばと穴子の天ぷら。
穴子と稚鮎、どっちにしようか迷ったのですが、シコイワシを食ってることもあり穴子に。
どちらも夏のご馳走ですねぇ。ちなみに川魚も一通り出てました。長茄子もありました。夏到来です。
穴子はまだ早すぎたのか、かなり小ぶり。そして脂の乗りもあまりよくありません。
しかし、その分身がぷりっぷりです。穴子自体の旨みが強いので、これはこれで楽しく頂けました。
しめさばは、ここんとこ外し気味だったのですが、今回はいい塩梅でした。
ものすごく肉厚。ていうかブロック気味。脂っ気はあくまで少なく、締め具合もあっさり。
軽く昆布締めにしているのか、昆布の風味が口の中に広がります。うまい。
次に桜海老のかき揚げを頼んで……お腹いっぱいになったので終了。
桜海老は相変わらずのうまさでしたが、そろそろ旬も終わりかも知れませんね。
さんざん楽しませてくれてありがとう。また来年食おう。
ということで、初夏の魚介を思う存分堪能しました。
ああ、今日は珍しく長文だな。
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