しゃもきち

twitterで某氏に紹介されたので行ってきました。
地元民なのに店を紹介されるなんて！　と情けなさに臍を噛みながらもランチで親子丼を。
オープン直後の11時半に入店しましたが、既にお客が数人いました。
板場には３名、接客に女性１名という布陣。結構人が来るのかな、と思わせる陣容です。
で、特上軍鶏親子丼1000円、ご飯大盛りを頼んでしばし待つ。
来た！　感じは……かなりたまごかけごはん。じゃぶじゃぶです。
玉子自体の火の通り加減がレアを通り越した半生状で、しかも追い黄身が中央にでーんとひとつ乗る始末。
味付けは濃いめ。じゃぶじゃぶさせていくと若干食べ味は普通になっていきますが、それでもちょい濃い味付けですね。
じゃぶじゃぶゆるゆるとした半生たまごかけごはんに、アクセントとして歯ごたえのある鶏肉が混じってきます。
胸ともも、半々くらいで、もも肉の方は結構コリコリした歯ごたえ。親鳥かな？　それとも軍鶏特有の食感かな？
どちらにせよ、歯ごたえだけでうまい。逆に言うなら全体の味付けが濃いせいで鶏自体の味付けはわかりにくくあります。
結果としては……うまい、んだけどやっぱり味濃すぎ、かなぁ。
同じようにじゃぶじゃぶ系である串○の親子丼の方が好み。あの醤油味ではなく塩味に近い淡味仕立ての親子丼はすこぶる美味です。
ってことは、串○を比較対象に据えて取り組んでみるのがいいのかな？
親子丼だけでは真価が発揮されてない気がするので、今度は夜時間に一杯やりたいところです。
しかし、鶏関係の候補の多さに我ながらビックリ。
串○もびすとりもなかよしもなかすも、それぞれ方向性は違えどいい鶏を食わせます。
ただ、どれも高級路線ではなかったので、その一角を担える存在として、ちょっと検討してみたいと思います。

しゃもきち