ホテル ハイマート

立山黒部の旅も最終日。ていうか帰り道。
途中、直江津にて駅弁を買い、お昼はこれで済ませようと考えました。
まあ直江津から長野まで超混みで駅弁どころじゃなかったんですけどね。
これだから長野は好きになれないんだよ……（愚痴）
で、結局しなの鉄道に乗り換えてから頑張ってボックス席を確保し、そこで食べることにしました。
まあ、しなの鉄道も結構混んでたんですけどね。ここで食わなきゃ食いっぱぐれるので無理矢理食いましたよ。
で、鱈めし。ホテルハイマートの名物だってことは駅弁ひとり旅で学習済みです。
でもまあ、所詮鱈を甘っ辛く煮付けただけだろと軽く見てたんですが……。
これがうまい！　確かに煮付けた鱈がちっとも硬くなく、口中でほろりとほぐれます。
鱈自体も重なってて結構な量が入っています。しかも半焼きのたらこ。これがいいアクセントになってうまい。
更に鱈を細切りにしたなますっぽいのが味に変化を与えてくれます。
見た目ではイマイチな感じがしますが、容器に深さがあって実際にはかなりのボリュームです。
容器のせいでちょっと食いづらいのが難点ですが、それ以外は申し分なしの出来映え。
魚介になるといくらとか鮭とかウニとかホタテとか、そんなワンパターンな駅弁の中での鱈尽くしはキラリと光るモノがありますね。
直江津という場所って時点で難易度高いですが、この駅で駅弁を買い求めることがあったら是非とも試してもらいたい逸品です。