まぶらほ 〜じょなんの巻・ろく〜
相変わらず惰性で買い続けているまぶらほ。
もう、シリーズ的に何がやりたいんだかサッパリわかりません。
基本的に長編と短編があるはずなのに、長編ってどんな話だったっけ?
と言わんばかりのパラレル世界ごちゃ混ぜ短編が続きすぎてカオスですね。
まとめて読んでもこれはわからんと思います。
誰か表とか作って欲しい。でも、作る甲斐はないと思うが。
内容もちょっとしたショートストーリーのみ。
笑えもせず、萌えもせず、シリアスでもなく、たらたらと続きます。
文章自体は短くまとまっているものの、見せたいところがはっきりしない&軽いので、割とメリットはなさげ。
まあ、読ませるには平易な文章の方がいいので、まったくプラスになってないこともないとは思うのですが……
それにしても、ここ数冊はとみに短編のクオリティが低下してますね。
前はもうちょっと気の利いた話組んでくれてたもんだが。
なんというか、富士見ファンタジアを取り巻く作家環境がこういうだらけた感じを産んでいる気がします。
なんかねー、そろそろこの辺のラノベは卒業すべきなのかと。
とは言え、ガチガチの俺サイコーな電撃文庫もどうかと思うのでなかなか難しいところ。
気付けば読んでるラノベもめっきり減り、読書量自体が激減している気がします。
新しい風を取り入れたいところなんだけどなぁ。うーん。
追記:今気付いた。なんかキャラが空虚になりつつあるのよね、これ。
セリフのテンションが平坦だし、キャラ性が見えにくい気がする。
一応、テンプレに沿おうとはしてるんだけど、あくまでテンプレで感情篭もってない、みたいな。
まあ、忙しいし思い入れもなくなりつつあるのかも知れませんけどね。
- 作者: 築地俊彦,駒都えーじ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/03/20
- メディア: 文庫
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