ウエルベールの物語 〜Sisters of Wellber〜 第二幕 第21話 「追憶の章」

ウエルベールの時間ベル〜っ！
ということで、ボル爺の誕生秘話。
ていうかこいつ元人間だったんかーっ！！
自律行動式戦車ってだけでアレだと思いきや、魂がどうとか脳はまだ死んでないとか、やりたい放題です。
なんつーテクノロジーなんだよこの世界は。
ベースは中世、でも蒸気機関があったりしますし、バイオテクノロジー……ってよりは錬金術とか呪術に近いな、こりゃ。
どちらにせよ、これだけ胡散臭いものを、こういうものだ！納得せよ！　と押しつけられるとなかなか心地よいですね。
まさにファンタジーであり、ＳＦであるかと。
しかし、ボル爺の故障も、いきなり火花散らしまくったり、もう寿命的なこと言い出したりと……。
かと思うと馬で引っ張って移動させ……てないよね？　まだ自分で動けるの？
相変わらず好き放題、穴あき放題です。さすがウエルベール、飽きさせないぜ！
そして次回は懐かしのハゲ登場。
姫を殺そうと追跡してたはずの男が姫を寝取って再登場ともなればキレもするってもんだ。
しかしリタをビッチ呼ばわりしかねないこの状況、どーすんだろうね？
普通だとガラハドを投獄→苛烈な拷問の末に獄死、そしてリタは後宮に謹慎という名の軟禁か、服毒死させるかってトコなのに。
うーん、この生あったかいファンタジーが、開き直ると楽しかったりするのが不思議ですね。