月うさぎ 日暮里店
酒が飲みたくなって寒い中月うさぎへ。
あ、これは日曜夜の話です。
前回は混んでて入れなかったのでウキウキしながら入店。おお、さすがに日曜とあって空いてるぜー。
でも残念ながら寒ブリはなし。寂しい。
本当は高くつくのをふせぐために熱燗で行こうと思ったのですが、地酒のラインナップがよすぎてあっさり断念。
謎のペットボトル入りどぶろくに、日高見、上喜元、貴とよさげなの並べられたら飲むしかないじゃん。
もうひとつ、佐久の花というのもあり、これも旨かったです。
ていうかやっぱ上喜元うめーよー。いい酒です。オススメ。
どぶろくの方は発泡してて、でも上品ではなくワイルド。まるでビールのような飲み口で面白かったです。
おばちゃんが蓋開けたらすげー破裂音がして蓋吹っ飛んだしなぁ。
料理の方も反則気味。やっぱ日暮里店のこの人がやるヤツなんだってば。鶯谷店とは段違いです。
以下、食った物。
今回は刺身が絶妙でした。
平目の昆布締め超うめー！！ なにこれ、前のとは比較にならないぜー。
しかもエンガワも一緒に出してくれるし。くそう、うますぎる。
そしてアジ刺しがそれに負けない出来。
よく包丁の使い方で味が変わるなんて言うけど、こいつはまさにそれ。
アジの角が立っててプリプリで旨みたっぷり。負けた。
そして子持ちやりイカ刺し。ヤリイカの胴にゲソを詰め込んで輪切りにした物です。
ヤリイカとゲソと卵がとろっとろになっててヤバげなうまさ。こんなの出すなんて反則だよなー。
更に意外だったのがワカメのしゃぶしゃぶ。
大量のワカメを土鍋のお湯にくぐらせてポン酢で食うだけ。
こんなシンプルなのにメチャ旨なのは、ワカメが違うからだと思います。
なんかね、茎がたっぷりでまるで海岸から引っ張り上げてきたようなワカメなんですよ。
乾燥ワカメを戻したのばっか食ってる自分としては、こういう本物ワカメを見せられるとダメですね。負けた。
それ以外のメニューも総じて旨し。
ここまで弱点のない店も珍しいというか……うーん。
季節が変わったらどうなるか楽しみですね。
今度ここに入れなかったら本店の方をチェックして、それで色々と比較してみようと思います。
取り敢えず、もう鶯谷店には行かなくていいや、と。それだけは判明しましたね。
