らーめん三極志

20181102

二代目にゃがにゃが亭が閉店し、このへんのラーメン屋さんも寂しくなるなあと思っていたら、ひょっこり新店が誕生しました。どうせ中華かネパールカレーだろと思いきや、まさかのラーメン。これは朗報ですね。

オープンはまだですが、プレオープンで営業していたので偵察してきました。メニューは醤油のみ。塩やつけ麺、限定は本オープン後みたいですね。

で、醤油の味玉を注文。蓋付きで提供されるなんて珍しいですね。でもこの蓋の取っ手、掴みづらいぃぃぃ。これも加齢のせいか。若い人は楽ちんだと思いますが。

出てきたラーメンはなかなか綺麗ですね。でも、最近よく見かけるタイプです。全粒粉ストレート細麺でしゃっきり。チャーシューは２種、低温調理でやわらか。醤油の香りと酸味が立ったスープは好きな人にはたまらないでしょうね。自分は醤油感強すぎるのはあまり得意ではないのですが、それでもバランスが取れていておいしく感じました。中毒性はないけれど、食べておいしい。

トッピングのあおさが特徴的ですね。スープを吸うといい風味が広がります。

全体的によく出来たラーメンだと思います。店主の方が塩分が強すぎないか気にされていました。自分は丁度いいですよと返したのですが、食べ終わって家に帰った後、食後感がしょっぱいなと感じました。食べてるときはそんなに気にならないんですけどね。しょっぱさを感じさせない構成なんだと思いますが、しょっぱいことはしょっぱいんだと思います。事後にマイナス印象が浮上してくるのはあまりよろしくないので、店主の方の懸念もあながち気のせいじゃないのかな、と。

でも、たぶんこれでバランス取れていると思うので、へんにこねくり回すと訳わかんなくなりそうです。なので、これはこれとしてそのままにしておいて、醤油だれを減らしてその代わり香味油を足した……さんま香油？　ああ、にゃがの呪いががが。

ともあれ、メインのこれはおいしいので、別メニューでしょっぱさを軽減したラーメンを提供するのもいいかもしれません。塩はやさしいしょっぱさだとうれしいですね。

立地上、そんなにお客もいっぱい来ないと思いますので、存続するよう密かにプッシュしていきたいところ。混みすぎない程度に繁盛してくれるといいですね。