にゃかしまー

にゃかしまー!!!

18きっぷぶらり旅2016年3月

えーと、ちょこっと旅行してきました。
なんてゆーか、我ながらひどい行き当たりばったり旅でした。
旅行記スタイルではなく、気持ちの動きをメインに言及しつつお届けしようかと。
まずはですね、ちょっとまとまったお休みが取れたんですよ。
だもんで、軽くおでかけしたいな、くらいのスタートだったのです。
運動不足だったこともあり、気分はややアクティブ寄り。最初は筑波山に登ろうとか考えてたくらいです。
筑波山にしようか飯能とか秩父でハイキングでもするか、というあたりになって。
時期に合うし18きっぷを買ってそれで行くというのはどうだろうという案も生まれてきました。
次第に18きっぷ1回分使って遠出したい!という流れになってきたのですよ。
そこで思いついたのが、久し振りに土合に行こう!でした。
土合に行くからには、越後湯沢まで行っていろいろお買い物して帰ってこようとなりまして。
そこが第1段階なのです! まさに日帰りのつもりだったのですよ!


次が第2段階です。越後湯沢まで行ってそのまま帰るのは勿体ないじゃん、となるわけで。
折角だからどこかで一泊してもいいかなという気持ちになってきたのです。
一泊してもいいという謎の精神的許諾を得たわたくしは、更に調子に乗ってしまいます。
一泊するなら最大限楽しめるルートはどこだ!?とあれこれルートを調べ始めます。
そこで気になるのが、やっぱりどの温泉宿に泊まるかですよね!
しかしアレですよ、この時点で出発まで半日切ってるわけです。ろくな宿が取れるはずもありません。
しかも割とけちくさい旅にするつもりで動いてるので、金に物を言わせた宿確保には至らないのです。
蓋を開けてみれば素泊まり。それにしたって温泉宿って地味に駅から遠いし高いし。
なんかバカバカしくなってきて、もう泊まるだけでいいじゃんと開き直ってしまいました。
ほおら、この辺で徐々に本末転倒気味になってきてますが、当人は全く気付く気配もなく。
もうこれでいいや、と新潟駅近くのビジネスホテルを激安(3000円くらい?)で確保しました。
後のことは出発してから電車の中で考えればいいしね、と。
まあ、出発する前にさんざん新潟宿泊後のルートを調べるわけですが。


さて、第3段階。いよいよ出発です。
かなりの早朝に家を出て土合を目指します。
かつてのわたしなら、駅弁とビールで満喫しちゃうわけですが、生憎ひとり旅です。
しかも朝早すぎるとろくな弁当も売っていないことを知っているので、家でおにぎり握ってきました。
自作にぎりうまうま。
おにぎりを食べ終えるとさっそく暇になります。さてこれからどうしよう?
土合に行く! せっかく登ったのだから谷川岳ロープウェーに乗ってみたい。
その後、越後湯沢でランチ。夜に宿で飲む酒とつまみを適当に買いそろえ、のんびり新潟駅に向かえばいいのです。
新潟駅なんてどうせ都市です。情緒も減ったくれもないです。
寂しく部屋飲みして過ごすことでしょう。そんなものですよ。と、初日の行程をざっくりと決めました。


まあ、初日なんてどうでもよいのです。問題は翌日。もうどうやって帰るかで夢ひろがりまくり!
いくつかあるルートの中で最有力は会津喜多方ルートです。
新潟を朝イチで出発し、磐越西線で喜多方へ行き、朝ラーをしばく!
朝ラーのあとは適当に会津観光をしつつ、ソースカツ丼やおそばを食べると言う夢のルートです。
もう楽しいに決まってるじゃないですか。行く店から何からすべて頭に浮かんできます。
……ちょっと待て、それって新鮮味ゼロだよな。
そんな旅は接待旅行でやればいい。ひとり旅なんだから挑戦しないと!
ということで、割と候補の低い方に移していきます。
次に思い浮かんだのは、西ルートです。富山あたりに行ってカニとかブリとか食おうぜ!と。
そこまでするならもう一泊するのも俺は辞さないぜ! むしろそれっていいじゃん!
と、気付かぬままにもうひとつのリミッターが解除されてしまいます。
そうです、一泊で帰る必要はないのです。18きっぷは5日分あります。お休みもたっぷり。
ここでもう、帰りたくなったら帰ろう、くらいの気持ちが芽生え始めていました。


西ルート、魅力的なのですが、大きな問題がありました。
ジョルダン先生の18きっぷ検索でルートを調べたら、思いっきり東京経由してるし!!
……そうなんです、北陸新幹線の開通に伴い、直江津以西が日本海ひすいラインとやらになってしまったのです!
ファー!!
まあ、お金出してもいいんですが、なんかモヤッとしたのでこれが判明した瞬間候補から消えました。
ということで第3のルートが浮上してきます。恐怖の北ルートです。遠くなるだけです。危険。
まともな思考では選びません。しかし、どこかで一泊挟んで帰ればいいんじゃないかと割と有力視しはじめます。
一泊挟むなら、初日に諦めた温泉もありです。予約には若干の時間的余裕もありますしね。若干ですけど。
しかし、北の方は魅力的な温泉がいっぱいありますが、いかんせん駅から遠い。電車旅にはつらいです。
更に言うと平日なのに容赦なく高い。ああ、会津の優しさが思い出されてしまいます。
温泉宿を諦め始めたところに思い出されるのが、ビジホ素泊まりの罠。大都市なら安く確保できるんですよね。
新潟以北で……大都市……秋田か!!
確定せぬままに、土合に着きます。


久し振りの土合は、寒々しい場所でした。階段も意外と楽でした。

あっさり登り切り、ロープウェー駅に向かいます。
この時点でわたしは気付いていませんでした。ここがどういう場所なのかを。
ロープウェー駅までは結構歩きました。荷物持ってるのでへろへろ。
とはいえ、まだまだ元気。ロープウェーを使い、山頂を目指しました。
……ちょっと待てよ。この同乗者のリア充はなんだ? 重装備でスノボ抱えてる。
解答は山頂にありました。

ここスキー場じゃん!!
わぁお!!!


適当に写真を撮り、すごすごと撤退。
いや、すげえ浮いてるんですもの。
そりゃそうだ、スキー場のゲレンデに平服で来る奴なんて普通いない。
幸い、平日のシーズン終わりということもあり、人も少なかったのが救いでした。
恥ずかしい思いをこれ以上しないために、ロープウェーに乗って下山します。
思った以上のショートステイでした。
そこで問題になってくるのが各種アクセスです。土合駅は本数超少ないのです。
あの寒々しい空間で2時間近く待ちぼうけを食うのはごめんです。
じゃあ、上りで湯檜曽まで行って温泉に入って時間を潰そう!と。
バスを使えばもっと早く着けるよ!
……残念ながらバスの時刻表もわたしにやさしくはありませんでした。
てくてく土合まで歩き、上り列車を待ち、移動します。
湯檜曽駅近くの日帰り温泉なんてパラダイスは当然あるはずもなく、水上まで行きました。
そこで軽くぶらついた後、喫茶店で時間潰し。ああ、コーヒーがうまい……。


サクッと越後湯沢に到着。

ここは行き慣れた場所です。土地勘だってあります。
どの店がうまくてどの店がハズレかもすこしわかります。
駅ナカで回転寿司を食おうかと思ったのですが、宿泊地は新潟駅前です。
夜外で寿司食う可能性もあるじゃん、と寿司をランチから除外。
せっかくなので以前お休みでは入れなかった東口のへぎそば屋さんに入りました。

もぐもぐ、舞茸天うまい……。


その後、酒を買い……と、一人しかいないので四合瓶買っても絶対飲みきれません。
小瓶を適当に買ったのですがこれが失敗。小瓶の酒なんてまずいのしかないに決まってるじゃん!
そんな簡単な罠にも気付かずに買い、駅ナカで乾き物メインのつまみを買い、新潟に向けて移動しました。
新潟着! ホテルチェックイン!
さあて、夜はこれからだ!!
……実は、移動中、新潟駅周辺のうまそうな店を調べまくっていました。
既にここで計画は破綻しています。買った酒は!? つまみは!? いつもの温泉宿じゃないのよ!


いろいろ調べた中で、ホテルの隣の隣くらいの居酒屋さんに入りました。
選んだ理由は近いからです。酔って知らない街をうろつくのは危ないしね。
……うおおおっ、この店うめぇええええ!!!
詳細は省きますが、かなりの良店でした。調子に乗って日本酒をガンガン飲みます。

ああ、のどぐろうめぇ。地魚うめぇ。ホタルイカの天ぷらってなんだよもう……ぐびぐび。
新潟舐めてました。レベル高いっす。
ここで危険な開眼を果たしてしまいます。
温泉を諦め、ビジホに素泊まりし、その代わり地元の飲み屋でハッスルするのもいいんじゃないか、と。
我ながらスーパーおばかさんです。越後湯沢で買った酒とつまみなんて完全に忘れていました。


さて、翌朝。秋田へ向かいます。
朝早すぎるので朝飯も食わずに電車に飛び乗りました。
日の出前なので景色を見るどころの話でなく、旅の予定を考える方向にシフトします。
秋田に行ってどうする!? 秋田泊まりか!?
そうだ、不老不し温泉とかどうだろう!? 五能線めぇぇぇ!!
と様々な葛藤があり、思いついたドリームを次々にへし折られ、その繰り返しの結果……。
お、秋田からフェリーって出てるんだ。
一番危険な札を選んでしまいました。
フェリーでは個室を予約し、これでひとまず目先の行き先は決まりました。宿もフェリーだしね。
宿が決まったらあとは飯だ!
朝飯と昼飯ぃぃぃ!!
朝は乗り換え待ちの酒田でラーメン食いました。イマイチ。

昼は秋田で観光して、その後駅ナカ比内地鶏親子丼と稲庭うどんのセットを食いました。うーん、フツー。

秋田にあまりいい思い出はありませんでしたが、見る女の子みんなかわいかったです。くそう。
特に通学時間帯の車中はなかなかいい感じでござった。


そしてフェリーに乗り、北の大地へ!

いい加減これ書くの疲れてきましたのでダイジェスト気味になります。
朝4時半に苫小牧東港に放り出されるわけですが、困ったことに妙な僻地でして。
南千歳駅に行くシャトルバスが存在していたのでそれに乗りました。
ていうか、南千歳に連れてってもらってもその先がないよ! この鬼め!

と、いうことで次どうしようかという話になります。
素直に西に向かい、函館を経由して帰るか。
東か北に向かい、行けるところまで行くか。
北海道に来てる時点で相当のバカです。それならバカを貫こうじゃないか!!
……よーし、稚内まで行っちゃうぞ〜!!
と、時刻表で稚内までのルートを調べます。ふむふむ旭川あたりで一泊すれば行けそうだな。
行ったとして問題は帰りだ。この時点で18きっぷでの帰還を諦めています(末期
稚内空港から羽田までのチケットは……3万越え!? やめやめ、さすがにそこまでは出せんわ。
そこから飛行機のチケットの値段をあれこれ調べます。飛行機乗り慣れてないのでちょっと甘く見てました。
根室や釧路、女満別なんかも当然似たようなノリで。新千歳や函館も決してお安くありません。
う〜ん、これなら普通に電車で帰るかなぁという方向にまとまりました。
となると、やはり函館を経由してフェリーで青森に行き、そこから普通に南下するコースが確定します。
よし、大雑把な予定が決まった! となればどうやって函館まで行くか、です。
普通に考えれば、東室蘭長万部〜函館というルートになるのですが、ここは以前来た時通ったので。
それに、函館以外のところも楽しみたいじゃないですか! と、北回りルートを選択しました。
札幌で観光、小樽で観光、ぐるっと回って長万部に接続し、函館に至る道です。
ここで函館のホテルも予約しました。


わーい、数年ぶりの札幌だ!!

ベタですが、道庁と時計台、テレビ塔の写真を撮ります。

あとは小樽に向かうだけですが……朝ごはん食べておきたいなぁ。
しかし朝からやってるのなんてカフェくらいなものです。
通勤時間帯に駅弁なんて食えないし……と思っていたら、二条市場の存在を思い出します。
市場なら朝から食える店ありそうじゃん!!
と……朝からうに丼を食っている我ここにあり。
しかも上うに丼4000円です。調子に乗りすぎ。

更にうにだからと日本酒もいきます。もうやりすぎ。

でもこれが今後の定番になっていくのでした。


うに丼を食ってご満悦の後は札幌から一路小樽へ。

小樽は観光客多いなぁ。しかし、見るべきところは意外と少ないというかない。
倉庫街なんかも見ましたが、これも以前行ってがっかりした場所だしなぁ。

と、無駄に歩き回って疲れただけでした。
さぁて、気を取り直して昼飯どーするかだ!
朝はちょっと前に食べたばかり。昼飯タイムに丁度よさそうなのは……倶知安? あ〜、無理無理!
どうせ乗客も少ないだろと車中飲食を選択します。
押し寿司買って、さつま揚げ買って、地ビール買って。
って、意外と電車混んでるし!!
でも余市越えたらいくらかマシになりましたのでメシ。
押し寿司は鯖燻製押し寿司。って、これうめえ!! こんなのがあったのか……覚えておこう。

そしてさつま揚げもクッソ旨い。これ当たりだ。小樽は食い物うまいのか?


倶知安ニセコあたりはスキーヤーの欧米人がうじゃうじゃいました。

が、電車が混むほどでもなく、長万部へ。

長万部の接続待ちの間にかなやでかにめし買ってきます。ついでに海が近いので見てきました。

ふわ〜、噴火湾や〜!
ここからは日が暮れていきます。車窓に噴火湾を望みつつ、函館へ向かいました。

函館着。イルミネーションが美しい。さすが函館、おしゃれタウンですな。

荷物が重いのでとっととホテルへ。そして調べたお店に向かいます。
いろいろ調べたんですが結局宿から一番近いところにしました。良し悪しなんて入ってみないとわからんしね!
で、活イカきたああああああああ!!!

さすが函館、これから食うやつを見せてくれてから捌きます。ああ、函館のイカうまぁぁぁい……。
更にカスベとかラム炭火焼きとか食って熱燗なんかも飲んじゃってご満悦です。もういいよここで。最高。

翌朝。この時点でせっかくだから丸一日函館観光に費やそうと決めていました。同じ宿に連泊です。荷物重いしね。

で、朝市へ。前回来たときは自由市場の方に行ったので、今回は駅前の朝市へ。

まずは定番のイカ釣りします。夜にイカ食ったばかりなのにここでもイカを食う暴挙に出ます。

いいんだよ、うまいんだから! ちっとも気にならないくらいにうまいです。
でもイカ食ったくらいじゃ足りません。むしろ食欲が刺激されました。
ので、どんぶり横町でカニ丼を食べます。カニ食べてなかったし。

朝食を済ませた後は函館観光です!


五稜郭五稜郭タワートラピスチヌ修道院、という感じで午前を消化。

トラピスチヌ寺院は詐欺もいいとこだわな。遠いくせに見るとこねえ。
で、函館駅に戻りつつ、途中でランチ。今回未食のスープカレーです。うまぁい。

スープカレーで腹を満たした後は、赤レンガ倉庫街や教会群を見て回ります。これはなかなか見所多い。

カールレイモンでホットドッグを食いたい気もしましたが、まだおなか空いてないのでやめ。
ラッキーピエロハセガワストアのやきとり弁当なども気になりますが、後回しです。

あとは函館山の夜景を見るだけですが、如何せん時間が余りすぎてる。
ので、自然物を見ようと言うことで、立待岬へ。

人いねぇ。ていうか自殺の名所っぽい扱いされてる……。
まあいいです。下北半島も見えたしね。
市電の駅近くに温泉施設があるので疲れを取る意味で入浴してきました。
くっそ、レベル高ぇ温泉だ……。濃い茶褐色の湯です。コーヒー牛乳みたいな透明度。
立待岬で冷え切った身体を温め、復活した後は満を持して函館山へ向かいます。
うえぇぇ、混みすぎだし。半分くらい外人だし。ココロ折れそうになりながらも夜景を撮ってきました。

三脚持ってないのに頑張ったよ俺!!
あとはホテルに戻ります。
その後、何を食おうか彷徨いましたが、生憎金曜日でどこも混んでる。
結果として、昨夜と同じ店に入りました。

ごっこ鍋食いました。ていうかケンミンショーでやったばかりだったのね。そんなん知らんかったわ。
生きてるボタンエビとシマエビをぶちぃ!とやってそのまま食いました。まあ、そんな感じ。
ちょっと物足りなかったので、締めにラッキーピエロ充してきました。バーガーでか過ぎ。ちょっと舐めてました。


一夜明けて、函館ともお別れの日です。
既にフェリーの予約も済ませてあります。
最後の函館を堪能すべく、朝飯に気合いを入れます。
そうだ、寿司食ってないから寿司だ寿司!
と、どんぶり横町で寿司。うまかったので単品でいくつか注文し、たっぷり堪能しました。

が、ちょっと物足りなかったのでもう一度ラッキーピエロに。今度はチャイニーズチキンバーガー食いましたよ。

さすがに食い過ぎを痛感しながらバスでフェリーターミナルへ。

ここから先のルートはいくつかありますが、時間的に経由地を盛岡に定めました。
大きな街ですし、ホテルもありますしね。と、サクッとホテルを確保。
青森から盛岡、実はこれが結構厄介で。18きっぷでは行きづらいのですよね。
途中の第三セクターでお金を払って行くかと思ったら、これが意外と高い。
新幹線で行くのも結構しますし、ぐるっと大館経由して行くのもいいのですが時間かかりすぎてしんどい。
結局、青森から高速バスを使って盛岡まで直行することにしました。これが一番コスパがいい。


青森駅でバスを待ちつつ、味噌カレー牛乳ラーメンなるB級グルメを食します。うおぅ、なんだこれは。

で、バスで一路盛岡へ。移動しながら次のルートを考えます。まっすぐ帰るとそこそこ早く自宅に着いちゃうんですよね。
ここまで来てもバカはまだ続いているようです。
うーん、仙台で時間を取って観光するのも良いな。いっそ白河でラーメンを食うのはどうだろう。
しかし最終的に導き出されたのは最も困難な道でした。
郡山から磐越東線でいわきに出て、いわき湯本で温泉に入って常磐線で帰ろう!といういかにもチャレンジングなルートです。
気持ちを定めた後は、盛岡の夜に集中します。
が、この時点で遅めに食べた味噌カレー牛乳ラーメンが重くのしかかります。
まだおなかすいてないんだよなぁ。それに盛岡って、あんまりおいしそうな名物もないし。
冷麺やじゃじゃ麺、わんこそばじゃ酒はのめねえんだよ!!
ともあれ、消極的にじゃじゃ麺食べてからホテルで部屋のみするか〜というアイデアに落ち着きました。
ホテルにチェックインして一休み……一休み……あれれ!?
なにこれ、全身を襲う不快感! やだもう、震えが止まりません! これやばいやつだ!!
悪寒と吐き気がすごいです。全身がつらいよもう!!
あまりの寒さにユニットバスにお湯を張り、浸かります。
ああ、震えは止まった。でもこれ、治ったわけじゃないのは自分でも判ります。ああ、俺詰んだ。


無理矢理寝ようとしつつ、寝付けぬ夜を過ごします。
何が当たったんだろう? 前夜に食った生きたエビか? それとも朝食ったボタンエビか?
どちらにせよ食あたりなのは間違いない。そうじゃなきゃインフルだ。
全身が発熱による痛みを覚えています。ああ、これじゃ18きっぷで帰るのなんて無理……。
チェックアウトギリギリまでホテルで回復に努めつつ、新幹線で帰ることにしました。でないと死んじゃう。
ということで、盛岡で死にそうな顔をしながらちょっとした土産を買い、震えながら新幹線に乗り、帰ってきましたとさ。
食中毒はよくわかりませんが、1日経ったらよくなりました。
こういうの割と強いんですよね。ははは……って笑い話じゃないわ!!
以上、行き当たりばったり旅の顛末でした。
都合5泊6日の長旅でした。
出ていったお金は……考えたくもありませんが10万くらいは行ってそう。食い物に金かけすぎだわ。