にゃかしまー

にゃかしまー!!!

飯能歩き旅

先日の天覧山に味を占めてまたしても飯能に歩きに行ってしまいました。
前回よりも難易度を上げて臨んだ今回の歩き旅。
写真は以下に。


早朝からおにぎりを大量に握り、リュックにしてから出発です。
前回と同じレッドアローに乗り込み、まずは飯能に向かいます。
今回は飯能よりちょっと先まで行く感じですね。



西吾野駅という駅で降ります。
当たり前のように誰も降りねえ。
なんか死神のような老人がベンチに座ってこっちを見ていました。
あれはアレか、祟りにあって俺が死ぬ系か。
ともあれ、この感じだとこの先何もなさそうなので、駅でトイレを済ませ、自販機で飲み物を買います。



これって池袋から1時間もせずに着いちゃう場所なの? ってくらいに秘境感があります。
民家はあれど、ひっそりとしている感じ。



道路の脇を延々小川が流れます。
写真ではわかりませんが、水めっちゃきれいです。澄みすぎ。



途中でマップを発見したので写真を撮ります。
これはアレだ、明らかに保身のためです。迷ったら死ぬかもしれんし。
ちなみに、ざっくりと高山不動尊へと向かいます。
3本ある点線のうち、一番左のルートを通る予定。



道路改良工事記念碑。
妙に立派だけどなにかあったのか?(邪推)



発泡注意だってさ。こわわ。
リアルすぎる。



緩やかにカーブしながら橋を渡ってゆきます。
……って! 早くも道間違えてるし!
この先行き止まりだよ〜って、第一村人に教えてもらいました。
すごくやさしい。ありがたやありがたや。
ていうか、この写真の左端に見切れてるところに、こっちだよ〜って手作り看板があったんだよ。
なんていうスーパー罠!



元の道に戻ってしばらく歩くと正しき標識が現れました。
俺の目指すは高山不動……どっちだ!?(困惑)
まあ、点線は3本あったので左へ。大滝のあるほうにいくつもりなのですよね。
しっかしこれ、普通の人は迷うぞ絶対。



相変わらず川はきれい。
これは最後の最後まで続きます。今回はずっと沢と共にあった。



ようやく点線のルートの入り口に到着。
なんかそれっぽい案内だぞ。



歩きながら思う。
ずっと舗装された道路だ。これって本当にハイキングコースなのか?
ていうかガードレールもあるし、普通に車で来られるんじゃなかろうか。
実際その通りなのですが、その楽観視があとでひっくり返されます。



砂防ダム発見。
写真を撮ってたら後方から来た人に追い抜かれました。
おお、ハイキング仲間か!? と思ったら地元民でした。ただの散歩らしい。



ただ川が流れてるだけじゃなくて段々になってる場所が多かった印象。



大滝へ至る分岐点に来ました。
ちなみにさっきの地元民以外誰にも遭遇してません。
人が通ってないせいで蜘蛛の巣がすごい。
あと、駅のところあたりで首輪をした犬と遭遇したのですが、この先ちょいちょいエンカウントします。
ここ山の中だぞ! どうなってるんだよこの犬!
駅で見た死神といい、なんだかちょっとこわいです、このへん。



行き止まりっぽいところに出たので、これが大滝か? しょっべえなあと思い込む。



相変わらず無駄に水は綺麗。



って、大滝発見! いやまあ、確かにちゃんとした滝だわ。
暗かったせいでピンぼけしてます。今回は滝動画も撮ってたけどめんどくさいのでアップせず。



元の道に戻って先に進むと開けた場所に出ました。
おお、人間に久し振りに遭遇したぞ!
……このへんに住む地元民でした。



不動三滝のひとつ、不動滝。
ここも結構遠回りさせられました。往復で30分くらいのロス。
ていうかここでもまたあの犬と遭遇したよ。どうなってるんだよ犬!



元のルートに戻ってしばらく歩き、最後の滝である白滝の分岐まで来ました。
100メートルなら楽勝楽勝。さっきの不動滝はしんどかったもんなあ。



えーと……100メートルだよね?
なんか延々ほっそい道を歩かされてるんですけど。



白滝到着! おお、確かにいい感じ。
しかし、この辺から足場の悪さに閉口してかなり写真撮影がいい加減になってきてます。
もう首からぶら下げずにリュックに収納しちゃってるもんね。



相変わらず俺を惑わすわっかりにくい標識だ。
今回は最終的に関八州見晴台まで行く予定。そして経由地の高山不動はすごく道が下っています。
これでいいのか? まあ、疑問には感じますが素直に従います。



へんなところに出てきた。
え? なにここ?



ふひい、無事高山不動に到着。
本堂に至る階段を登る前に景色を撮るです。



大銀杏が名物らしいので撮ります。
ていうか久し振りに人間を発見したぞ!
ちなみにここまで例の犬とのエンカウント回数のほうが多い。



石段を登ってゆきます。まだ脚は元気。



到着。ひっそりとして趣のある佇まい。



軽く写真を撮ります。この時点で11時くらい。
そろそろ昼休憩入れてもいいかなあ。



ともあれ出発。このへん、ガチ車道です。
車でも来られるんだなあとモヤモヤした気持ちに。



車道脇に見晴台への道を発見。ようやく山道に戻れる。



見晴台到着。ここは高山不動奥の院でもあります。



関八州見渡せるらしい眺めを楽しみます。
その後、腰を下ろして昼飯。家で握ってきたおにぎりをもそもそと食います。
シャツを脱いで軽く汗を冷ましてから出発。
顔振峠までは行かず、傘杉峠を目指します。


しかし、ここからが怪しくなる感じ。
基本的には下り道。しかし地面は基本ごつごつした岩で、じわじわと脚にダメージを与えてくれやがります。
膝にも負担がかかるし、かなりヘロヘロになってきました。



こんな感じの道。小川が常に隣をちょろちょろ流れてますが、岩がすごい。



このへんで久し振りに登山者発見。
ていうか、ここに至るまでトータルでも3人くらいにしか遭遇しないというレアっぷり。
いまのところ、1:犬 2:地元民 3:登山者 という遭遇率。ひどすぎる。
あと、湧き水が凄くてこのあたりから歩く道がほとんど川になってきてます。
それも疲れた足に妙な緊張を強います。



ブツブツ文句を言いながら黒山三滝を目指しています。
足痛い。早く帰りたい。足場は最悪だし。
で、思いっきりコケました。いまも尻が痛いです。



ようやく下界と思しきエリアに。
道がアスファルトに変わってホッとしました。
もう、標識は罠みたいなのばっかだし、マジ勘弁して欲しいわ。



そして黒山三滝も近い。
普通の観光客のカップルとすれ違います。なにこのモヤモヤ感。
こちとらがっつり峠越えをしてへろへろなのに、向こうはさっき車降りました的余裕。



黒山三滝到着。
でもなんていうか、すごく俗っぽいです。
これまでに見てきた不動三滝のほうがよっぽどいいわ。



一応、これがメインの男滝と女滝。
感動はなく、ただただ疲れた足を休めたい感じ。



最後の天狗滝はすこし戻ったところにありました。来る時ちっとも気付かなかった。
もうちょっと奥に行って見るものらしいですが、そんな気力もなく、全景を撮って撤退。


ということで後は帰るだけです。
黒山鉱泉があるのでそこでひとっ風呂浴びてバスに乗ろうという計画でした。
が、8月31日を持ちまして営業を終了との貼り紙。なんとーー!!
とぼとぼとバス停に向かいます。
バス停のそばにも温泉旅館っぽいのがあって日帰り入浴を推奨していました。
が、こちらも本日休業。もう勘弁してくださいよ。
更に次のバスまで50分くらいあります。
正直イライラしていたので、カッとなって適当に先へ歩いていくことにしました。
今にして思うと、我ながらバカすぎます。



景色は好みなんですよね。
あと、どういうわけか今回はよく地元民に声をかけられました。
そういう土地柄なのかしら。
ちなみに関八州見晴台を過ぎた辺りで飯能から越生に入っています。なのでここは越生町
結局バス停を4つくらい歩いたところで終了。
越生駅行きのバスに乗り込みます。



越生駅到着。よくわかりませんが駅前の逆側だけ撮ってたみたいです。
すぐに電車が来るのでとっととホームに入ります。


帰りの東武東上線は謎の女子大生でごった返していました。
なんだろう、このビッチトークは。女子校生だったらもっとワクワクできたのに。
女子大生の化粧臭さに包まれながらゆったりと池袋へ向かいます。
旅情も何もあったもんじゃないね。
で、家に到着。16時半くらいでした。
総評としては、ちょっと調子に乗りすぎました、と。
もうちょっと気楽に歩ける道にすればよかった。
あと、山道がしんどいのは仕方ないにしても、見通しが悪い道を延々歩くのは心が折れます。
もうちょっと景色も楽しめるコースを検討したいところですね。
最後に、滝はもういいや。