にゃかしまー

にゃかしまー!!!

宮城・福島温泉の旅

仕事も落ち着いたってことで、タイミングよく温泉旅行に誘ってもらったので行ってきました。
なんと2泊3日! なので宮城まで足を伸ばしてみました。
ということで、いつものようにラフな旅メモを以下に記します。


電車やバスでの旅も悪くないのですが、今回は車での移動にしました。
そしてレンタカーではなく相手の方に車出してもらいました。ひゃっほい!
……でも、マニュアルだったので運転は辞退させてもらいました。ブランク凄いしねえ。
ということで、優雅に家の近くまで迎えに来てもらいます。いや、すいません。
さっそく車に乗り込み北上します。首都高から東北道に乗りましたが、結構空いててラッキーでした。
尚、出発したのは午前9時ちょい過ぎ。逆にこのくらいの時間の方が空いてるのかも。



安達太良SAで休憩。朝食べてなかったので食事を摂ることにしました。
既に福島に入っているので、ラーメンにするか……と思いましたが、ソースカツ丼に惹かれ、こいつに決定。
ていうか、ソースカツ丼っていう単語しか目に入ってなかったけど、これ鶏だよ!!
伊達鶏ソースカツ丼だそうです。ぐぬぬ
味はまあ、ふつー。会津で食べた感動は微塵も御座いません。なんか硬いしスカスカだし。
ラーメンにすれば良かったなあ。



途中、ちょいと給油し、村田ICで降ります。
村田? なにそれ!?



乾坤一というお酒作ってる酒蔵さんに寄るためです。ぐへへ、酒だ酒だ。
そんなに種類はありませんでしたので、軽く1本購入。もちろん夜飲む用。
酒を調達したので、あとはつまみだつまみ! と意気込むものの、なかなかそれっぽいのに巡り合えず。
結局、なにもゲット出来ぬまま宿に到着してしまいました。



今宵の宿はこちら。思った以上に立派だ!
ひとまず荷を置き、外へ散策という名のビール調達イベントに赴きます。



まずは外の景色をパチリ。
うーん、曇っててイマイチ。



宿の向かいにあった神社。
後で知ったんですが、泊まった宿の神社らしい。作並温泉の元祖的な。


適当に外でビールを買い込んで、残るはつまみのみ。
宿のお土産コーナーで笹かまと牛タンスモークをなんとか入手しました。
正直心許ないが、まあそこまでのんだくれないはず。


で、軽くひとっ風呂浴びます。
お風呂はちょい熱めでしたけどいい感じでした。
露天の岩風呂がなかなか。
エキス分は濃そうなんですが、色とか香りとかもうちょっとあってもよかったかも。


風呂の後はメシ。
朝夕ともにバイキングです。おかげで1万円を切るお値段。
バイキングの内容はそこそこ良好でした。その場で作ってくれる物もあるし、地の食材も豊富。
味は……まあ、バイキングなのでそこまで期待しない方向で。
聞き酒セットなんてのを注文して更に調子に乗ります。やはり宿メシには酒だわ。
なんだかんだと満喫して、ひとまず夕食は終了。一休みしてまた温泉へ。



そして酒を飲みます。乾坤一はなかなかおいしかったですよ。
つまみがもうちょっと日本酒向きだったらなあ。
まあ、明日もあるので無理せず温泉と酒のループはほどほどに。


適度な時間に寝て、朝風呂&朝飯。朝のバイキングもまあまあ普通。特筆すべきことはないかな。
サクサク支度してチェックアウト。次のお宿に向かいつつ観光をします。



せっかくなので作並駅に寄ってみました。写真撮る。



お次はこれ。鳳鳴四十八滝。名前だけ聞くとなんかすごそう。



おおおー! 確かにすごい。
なるほどこんな感じに段々になってるのか。それの数が48……じゃなくて、いっぱいあるってことだな。



ゴリラ岩。ゴリラに見えるかららしいよ!



四十八滝の近くに不動滝とかいうのがあるらしいので探してみたけど見つからず撤退。
その時に撮った写真です。高さすんごい。もうちょっと天気がよかったら写真映りもいいのになあ。




すこし南下してニッカの宮城峡工場に潜入。見学する気は更々ないという不埒な観光客です。



こんな風にイカした記念撮影スポットがいくつもあります。
まあ、俺本体は撮らないけどね!



それにしてもウィスキー工場ってのはどこも風光明媚だよなあ。
それに比べて日本酒は……まあ、醸造と蒸留の違いってことか、と自分を納得させます。



全体図。ぐるりと取り囲んでいるレンガ造りの建物は全部貯蔵庫。
醸造してるのはほんの小さい区画です。まあ、10年単位で寝かせるんだから当然と言えば当然。



ということで、見学をスルーして売店および試飲コーナーへと移動します。



ここが中の風景。くそう、いい雰囲気出してやがる。



試飲はこの3種。鶴17年のほうが高級だったことを後で知るが俺はシングルモルト派。
アップルワインはあれだ、梅酒みたいなやつ。甘うまい。


と、ここで更にシングルカスク10年も無料試飲。
アルコールが入ったせいか、あれこれお土産を買い込んでしまいました。
あんまり買わない方だったんですけどね。つい勢いで。


ニッカの工場を後にして福島へと向かいます。
普通なら猪苗代湖畔を抜けていくコースを取るのですが、敢えてスカイライン的なルートを選択。
景色はかなーりよいです。
高湯温泉を抜け、どんどん登っていきます。



うひょう、橋だ! テンションあがります。なにこれすげえ。



天気も良くなってきました。ああ、上向いてる。
紅葉も結構はじまっているようで、なかなかに美しいです。
青空とのコントラストが最高。



つばくろ谷という場所だったようです。橋を付け替えたのね。



旧橋の残骸。感慨深い。



それを反対側から見た図。



車を移動させて橋を渡った方に来ました。
こっちにも駐車場があるのね。



反対側から見た橋の残骸。なかなかすごい。



谷底。かなり深いです。紅葉もいい感じですね。



外側に視線を向けると、眼下に広がる福島の街が一望できます。
天気が良くなかったらこうは見えない。



谷底こわぁ。




ここには磐梯吾妻スカイラインの印があります。なるほど。
さんざん堪能したのでそろそろ移動します。



一気に景色が変わってきました。
なにこれすごい。
かなり登ってきたようで、森林限界らしいですな。
おかげで見晴らし最高です。紅葉もいいよ〜。
雲も手が届きそうなほど近くでうにょうにょしてました。



スカッと晴れましたね! これぞ旅日和。



このへん最高すぎてアホみたいに写真を撮ってしまった。
だってすごくきれいだったんですもの。


と、切り上げて移動します。
途中、火山性ガス発生につき停車NG区画に突入。写真も撮れませんでした。
そして浄土平に到着……するも泣く泣くスルー!
こはちょっと寄るだけじゃもったいない。
次に福島に来たらそれなりに腰を据えて見て回りたいスポットです。
割と本気でここには再訪しますよ。



浄土平は峠だったようで、そこから下ってゆきます。
ていうか峠越えたら一気にどんよりしてきたよ。ショック。



さっきの森林限界的な情報はこちらで知りました。



ちょっと移動して湖見峠。4つの湖が見渡せるって言うけど、ほんとチラッとだよ。
まあ、見えなくはないのでサギとは言わない。



天風境。この一本だけ生えてる樹がイカす。
見晴らし最高なんですが、如何せん曇っているせいで紅葉が美しくありません。
晴れてたらすっごくきれいなんだろうなあ。



天風境の反対側。景色もまあまあなんだけど、天気がなあ……。



時折晴れ間も覗きましたが、まだら模様になるだけでした。残念。



秋元湖に来ました。天候回復の兆しあり。



涼風峠。小野川湖が見えるらしいですが……うーん、ちっちゃい。



そしてようやく五色沼とうちゃーく!



と、見て回る前に遅くなってしまいましたが昼飯。
ソースカツ丼では外したので今回は安牌。ということで手打ちそばを。
さすが福島のそばは反則的なまでにうまい。
なにこれ、土産物屋とセットになってる食堂で出すようなそばじゃないよ!
都内のかなりおいしいおそば屋さんに匹敵する味です。ははは……。


そしていよいよ五色沼を見て回ります。
桧原湖まで抜けたかったんですが、時間がないので半分まで。
反対側の青沼とかきれいだったんだけど残念。



安定の毘沙門沼。陽射しが当たるといい色になりますね。



当たらないとどんよりですが。



錦鯉もいるよ!



毘沙門沼のつなぎ目のあたりは暗いです。



まだまだ毘沙門沼。でかい&広い。



紅葉もぼちぼちはじまりかけ。



熊も出るらしいです。



すこし高いところから見下ろした毘沙門沼。



さて、お次は赤沼。写真撮りにくい。



みどろ沼。あまり仲良くなりたくないようなカラーリング。


と、このへんで半分ということで撤収。
土産物屋で慌てて酒を買います。猪苗代の七重郎。以前飲んでおいしかったのよね。
そしていい時間なので宿に向かいます。途中、セブンでビールを調達し、中ノ沢温泉へ。
宿に到着! ていうか貸し切りらしいですよ! ひゃっほい!



部屋からの夕景です。



宿メシです。ごちそうこそないものの、味付けがいい。さすが会津地方、俺好みだ。



貸し切りなのでお風呂の写真も撮ってみました。
内湯と露天。露天の方は半露天ですね。昨日以上に激熱の湯です。
しかし、蛇口から出る水も温泉なので、嬉々として加水します。
硫黄泉ばんざーい! 匂いはそんなにしませんが、薄にごりでいい感じ。


と、風呂に入ったら限界が来て、酒盛りせずに沈没。
あ、買ったお酒は夕食時に飲みましたよ。うまい。
持ち込み自由ないい宿でした。



朝です。朝焼けに月が美しい。



朝飯。ごくごく普通ですがおいしかったです。
やはり会津は食い物がうまい。更に好きになってしまう。


チェックアウトしていよいよ帰路に就きます。
といっても直接帰るわけではなく、がっつり観光をしてきますよー。



ということで猪苗代湖



スワンといい陽射し。後のは亀ですね。



紅葉はまだちょっと早いかな。でも快晴。



ということで翁島港でした。見るだけ見るだけ。



若松をスルーして芦ノ牧温泉へ。
ここは……衰退する温泉地を如実に表してる感じ。いかんなあ、これじゃ。
景色はいいけど泉質がよくないのかもしれませんね。
リノベーションせねば。



途中のダム湖、若郷湖。ひとけがなくてよいです。お天気もいいしね。



と、引き返そうとして反対側まで来たところがなんと駅でした。
トンネルもあるし、いいよー。



そこはこんな感じでのどか。芦ノ牧温泉南駅でした。



ちょうどすこししたら列車が来たので撮ってみましたよ。なんというタイミング。



そして大内宿へと向かいます。駐車場に車を停めた後、のどかな風景を撮ります。



相変わらず人多くて写真撮りづらいです。
でも、後で判明したことですが、これはまだまだ少ない方だったらしい。



ラムネも冷やしてます。子供受けはよさそう。



紅葉も、まあ……撮りたい気分だったんだろうな。



適当に大内宿の町並みを。





裏から登るとこんな感じで一望できます。これはいい。



下り。階段急でこわい。



裏側に回ると落ち着いたものです。こういう方が好み。



そこらじゅうに植えられてるコルチカム。
名前はここではじめて知りました。


で、適当に土産を物色しつつ昼飯に。やはりねぎで食う高遠そばしかないですよね!



悩んだ結果、大和屋さんにしました。
この外から丸見えな感じがよかったのが選択理由です。
そばは極太でワイルド。これがうまい。
ネギも甘めでなかなかイケる感じでした。
あまりにおいしかったので、ここで乾麺を購入。
1200gで1000円。家でもさっそく食べましたが、異様にうまかったです。
どこぞで通販してないかしら?(見つからなかったらしい)



そばを食ったのに勢いでじゅうねん味噌を塗った焼き団子を食す。
注文した後に炙ってくれるのがいい。
ていうか超うまい。なにこれずるい。反則だ。
ちなみにじゅうねんとは十年じゃなくてえごまのことです。



移動して湯野上温泉駅へ。適当に駅舎撮る。




身をのりだして撮ったよ〜。



ほとんど観光地ですよねえ、ここも。



ポストも撮ってみた。今にして思うといらない。


そしてタイミング良く列車が来るので入場券を買い求め……たのを使わせていただきホームへ。



いっぱい撮りました。



そして移動して塔のへつりへ。
ここはあまり過度の期待はして欲しくないゾーン。



まあ、景色はいいんですけどね。
広さに対して観光客の数が多すぎるんですよ。どうにも落ち着かない。



上、こわ!
落ちたら死にます(たぶん)



だんだん疲れてきて写真の整理が雑に。



へー、とちの実ってこーゆーのなんだ。



塔のへつり駅へ。無人なので写真撮り放題。



カップルが絵になってるなあ。この写真送ってあげたい(無理)



ってアホなことしてると落ちます。んで死にます。



塔のへつり駅でした〜。
一応、目的の観光はこれで終了。
あとは本格的に帰路に就きます。


塩原ルートを取るか白河に抜けるかで迷いましたが、渋滞していたので白河方面に。



途中、道の駅しもごうに寄ります。
道路が空いてたのでガラガラかと思いきや、ここだけ人でいっぱい。



農産品を物色しましたがピンと来ず、南郷トマトジュースを購入。うめえ。


お相手はほおずきアイスを買ってました。
ほおずき!? 味はよくわかりません。ただ、ジャージー乳のアイスが普通にメチャうまでした。


道の駅を出て、甲子トンネルを抜けます。
走りやすい道でいい感じ。



トンネルを抜けた後、展望台で適当に撮影。
いい景色だけど、いままでの絶景から比べると感動は薄い。


そして白河のインターから高速へ。



途中、羽生のパーキングで小休止しました。
人目は引くけど、大したことはないなあ。まあ、わかってたけど。


最後、首都高を走っていたら花火が。
旅のフィナーレを飾ってくれました。
疲れたけど実にいい旅でした。また浄土平には行こう。
あそこを知ったというのが一番の収穫です。
温泉も食事も景色もよかったですし、満足できる温泉旅でしたね。